国際サッカー評議会(IFAB)が頭部外傷による交代の導入を承認した。 近年、ヘディングが脳疾患を引き起こすリスクがあると…
国際サッカー評議会(IFAB)が頭部外傷による交代の導入を承認した。
近年、ヘディングが脳疾患を引き起こすリスクがあると叫ばれるなど、頭部外傷を巡る議論が熱を帯びるフットボール界。先月末に行われたプレミアリーグ第10節のアーセナルvsウォルバーハンプトンで、メキシコ代表FWラウール・ヒメネスと元ブラジル代表DFダビド・ルイスが頭部同士で交錯して、ともに試合途中でピッチを退いた。
ヒメネスが頭蓋骨骨折で早々にピッチを後にした一方で、包帯を巻いてハーフタイムまでプレーし続けたD・ルイスの判断に疑問の声が飛ぶなか、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、フットボールの規則を作成するIFABが16日、来年1月から頭部外傷による交代の試験的導入を承認したという。
IFABは「実際に脳震とうやその疑いがある選手の健康を守るため、当該選手をピッチから退かせる必要があるが、その選手が属するチームが数的不利を被るべきではない」との判断で合意に至り、交代枠を使い切ってしまった後でも頭部外傷を負った選手に限り、交代が認められることになるようだ。
イングランドサッカー協会(FA)は男女のFAカップ、女子スーパーリーグ、女子チャンピオンシップで可能な限り早いタイミングでの試験的導入意向を表明。プレミアリーグも近々、その件について議論を予定している模様だ。
なお、トライアルを希望する大会主催者はそれぞれのフットボール協会を通じて、IFABと国際サッカー連盟(FIFA)に申請する必要があるようだ。