日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャは16日、セリエA第12節でスペツィアと対戦し、2-2で引き分けた。 インテル戦…
日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャは16日、セリエA第12節でスペツィアと対戦し、2-2で引き分けた。
インテル戦、ローマ戦と、ここ2試合はビッグクラブとの対戦で連敗を喫したボローニャ。バウンスバックを目指し、16位スペツィアのホームに乗り込んだが、19分に左サイドのマッギオーレの斜めのパスに2列目から飛び出したギャシにゴール前に抜け出されると、最後は並走したエヌゾラに無人のゴールにシュートを流し込まれ先制を許した。
出鼻を挫かれたボローニャは34分、敵陣中央のFKから右サイドに展開。バロウが左足で上げたクロスに12試合連続先発の冨安が飛び込んだが、ヘディングシュートは惜しくも枠の上に外れた。一方その直後にはピンチに。右サイドからのクロスを許すと、ファーサイドには完全フリーのエステベス。だがここは相手のシュートミスに助けられ、試合は1点ビハインドで折り返した。
だが、後半立ち上がりに絶体絶命のピンチに。ボックス右に抜け出したアグデロにシュートを許したが、右ポストに救われなんとか耐える。
54分に冨安が左サイドで獲得したFKのシーンでは、距離のある位置からバロウが直接シュート。GKの意表を突く形となったが、プロベデルもなんとか掻き出す。さらにその流れから今度はパラシオのシュートが飛び出すも、ここもブロックされネットを揺らすには至らなかった。
ゴールが遠いボローニャ。すると63分、自陣でのボールロストから鋭いカウンターを喰らう。スペツィアはピッチ中央でボールを持ったエステベスがボールを持って前進。右のアグデロに展開し、最後はゴール前への折り返しをエヌゾラが押し込んで追加点を決めた。
これで3試合連続の複数失点となったボローニャ。苦しい展開となったが72分、右CKのシーンでファーに流れてきたボールをドミンゲスがワントラップからシュート。これがゴール左下に決まり点差を縮める。
だが追加点は生まれず試合は後半アディショナルタイムへ。このまま終わるかに思われたが、左サイドから攻めたボローニャは、味方が相手DFに止められボールロストしたところをバロウが迷わずゴール方向へ蹴り込むと、これが前に出ていたGKプロベデルの頭上を抜けてゴールに吸い込まれた。
劇的な展開となった試合はここで終わらない。アディショナルタイムも6分が過ぎる頃、途中出場ラッピのクロスに反応したソリアーノがボックス内で倒されPKを獲得。ボローニャは2点ビハインドから大逆転のチャンスに、キッカーはバロウ。しかし、シュートはGKプロベデルに止められ、こぼれ球をヘディングで押し込みにかかったが、これもGKに防がれた。
この直後に試合終了の笛。最後まで息を飲む凄まじい試合は2-2の痛み分けに終わった。
一方、吉田麻也所属のサンプドリアは、41分に味方が敵陣でボールを奪った流れから、相手のクリアボールを拾ったエクダルがボックス手前正面からミドルシュートを突き刺し先制に成功する。
後半立ち上がりの54分には、相手のCKを跳ね返しカウンターを発動。一人で右サイドを駆け上がったヴェッレがそのままボックス右へ侵入し、DFをかわしてシュートを流し込んだ。
これで2点リードとしたサンプドリアは、70分に1点返されるものの、そのまま逃げ切りに成功し第5節以来の白星を挙げた。なお、吉田はベンチ入りも出場しなかった。