2020年12月 「CONDENSE」発足
「CONDENSE」は、「パフォーマンス」「先端技術」「音楽」を融合させ「凝縮(CONDENSE)」された世界を創りだすテックダンスフュージョン集団。 「いつでも、どこでも、誰でも楽しめる社会、そこに境界線は存在しない。」をテーマに掲げプロジェクトを発足したというビッグニュースが舞い込んできた。
気になるメンバーは、 2011年ストリートダンス世界一を獲得したダンサー「Toyotaka」を中心とし、HIPHOPクリエイティブ集団「Beat Buddy Boi」、日本人初のブレイクダンス世界チャンピオン「植木 豪」、フリースタイルバスケットボール世界チャンピオン「ZiNEZ a.k.a KAMIKAZE」など世界を舞台に活躍している業界トッププレイヤー達と、ビジュアルアーティスト兼プログラマーの松山周平率いる「THINK AND SENSE」、そして数々のアーティスト、パフォーマーへの楽曲提供を中心とした音楽クリエーターの「SNG」が融合。音楽を中心としたダンスパフォーマンスという枠を超えた世界を生み出していく。
「CONDENSE」では、シーズンごとにテーマを設け、凝縮(CONDENSE)された空間表現によって新たな価値観を創出。First Seasonのテーマは「Break the Bias」。これは、この世の中の様々な「Bias(偏見)」を多角的に表現し、さらには「Break(破壊)」していく様を、音楽・映像・アートを融合させたクリエーションで表現。同時に、最先端技術を使ったライブ配信も開催。
オリジナル楽曲の制作・配信及びPVの公開といった、音楽・映像クリエーションにも力を入れていくとのことで、業界トップランカー達が生み出す“多角的な表現”による“新しいダンスのカタチ”がどのように誕生するのか、筆者も非常にたのしみだ。彼らを長きに渡り応援してきたファンにとっても、とても嬉しいニュースなのでは・・?CONDENSEの中心人物であるToyotakaから特別にコメントをいただいたので最後までぜひ読んでいただきたい。
メンバー紹介
Toyotaka(トヨタカ)
HIPHOPクリエイティブ集団「Beat Buddy Boi」として2011年ストリートダンス世界一獲得を皮切りに国内海外問わず幅広く活動。ダンサーという枠にとどまらず、ヒューマンビートボクサーや演出家としての顔も持ち合わせ、マルチプレイヤーとしての地位を確立している。更に、植木豪やEXILE世界ともそれぞれタッグを組み、BBBとは違った才能を垣間見せている。
Toyotaka コメント
遂に”CONDENSE”を始動させることが出来ました!2020年の大半を制作期間に費やし、2019年に開催した実験的イベント”JIKKEN”を飛躍的に進化させました。エンターテイメントを始めとしたあらゆる事柄がコロナ禍で大変な時代に、新たな表現方法で世の中に光を指していきます。デジタルとフィジカルが混ざり合う世界、誰しもが楽しめる世界を目指して。12月21日配信のデビュー曲、楽しみに待っていてください。これからの爆発的に拡大する“CONDENSE”の応援宜しくお願いします。SHUN(シュン)
加藤ミリヤ「今夜はブギー・バックfeat. 清水翔太&SHUN」で世間を騒がせたまま、2013年、SHUNとしてメジャーデビュー。2015年にはHIPHOPクリエイティブ集団「Beat Buddy Boi」に加入し、グループとしてもメジャーデビューを果たす。アーティスト、トラックメーカー、俳優、デザイナーなどの顔を持ち、多種多様な活躍を見せている。
植木 豪(ウエキ ゴウ)
ボーカルダンスグループ「PaniCrew」のメインボーカル。1998年ブレイクダンス世界大会にて優勝。近年は、俳優・演出家としても活動。2014年に自身演出「WASABEATS」を旗揚げする。2018年演出作品『BREAK FREE』がEdinburgh Festival Fringe THE ASIAN ARTS AWARDのBest PerformanceAward受賞。
RYO(リョウ)
HIPHOPクリエイティブ集団「Beat Buddy Boi」として2011年ストリートダンス世界一獲得を皮切りに、国内海外問わず幅広く活動。ダンスパフォーマンス構成者、トラックメーカー、MPCプレイヤー。そして、鉄棒ダンスユニット『AIRFOOTWORKS』の一員としても活動。多彩な表現力を生かしメディアの舞台でも活躍をしている。
gash! (ガッシュ)
HIPHOPクリエイティブ集団「Beat Buddy Boi」として2011年ストリートダンス世界一獲得を皮切りに、国内海外問わず幅広く活動。AKB48やSKE48をはじめ様々なアーティストや東京ガールズコレクション等のイベントの振付師として、著名人やファッション界の交友を活かし、多彩な発想力を武器に表舞台、裏舞台関係のない活躍を見せている。
SHINSUKE(シンスケ)
HIPHOPクリエイティブ集団「Beat Buddy Boi」として2011年ストリートダンス世界一の獲得を皮切りに、国内海外問わず幅広く活動。BBBのお笑い部門、2次元部門を一手に担い、ストリートダンスを通して、アニメ界との架け橋となる活動にも尽力。また、愛くるしい一面からBBBのマスコットとしてチーム内外問わず、愛されキャラとしての地位を確立している。
SNG(シンゴ)
神戸出身。ダンスチーム「GROOVIN/SLASH」として数々のコンテストで優勝。THE CHEMICAL BROTHERS のライブに衝撃を受け、音楽活動を本格的に開始。ダンサーライクな音楽を追求し、これまでに数々のアーティスト、ダンサーに楽曲を提供。さらにダンスアニメ、CM、ゲームなど、ダンスにまつわる音楽を作り続けるまさに、ダンサーのための作曲家である。
TEMBA(テンバ)
正体不明の覆面アーティスト。
ZiNEZ a.k.a KAMIKAZE (ジンジ エーケーエー カミカゼ)
数多のタイトルを獲得し、国内にとどまらず世界規模で活躍中のフリースタイルバスケットボール界のアイコン的存在。フリースタイルバスケの認知度拡大の為に、モデル、ラジオMC等のメディア活動にも尽力。王道のカッコ良さを追求したスタイルは誰が見ても確実に「カッコいい」の一言に尽きる上にその進化は止まることを知らない。
THINK AND SENSE(シンク アンド センス)
多様化していく社会においてテクノロジーをベースとした複合的なアプローチで枠組みの構築からソリューションの開発まで行い、社会実装を試みる株式会社ティーアンドエスのテクノロジカル・クリエイティブファーム。
さいごに
CONDENSEの前進となるBeat Burddy Boiが中心となりライブを行っていた「JIKKEN」。テクノロジーとダンスをかけ合わせることはもちろん、毎回様々なゲストを招き、まさに実験的なショーケースをつくりあげ好評を得ていた。これから本格始動するCONDENSEに通じるイメージをぜひみていただきたい!
今後の彼らがわたしたちにどんな刺激を届けてくれるのか。コロナ渦でエンタメ業界が大打撃を受けている中、前向きに期待ができる非常にたのしみなプロジェクト。CONDENSEの今後の活動から目が離せない。
text by Takako Ito
The post BBOY世界チャンピオン植木豪やBBBらが名を連ねる『世界最上級のダンス×テクノロジー集団』新始動 first appeared on FINEPLAY.