「スポーツ界の名珍場面総集編」―4月にキャロン氏が作ったマスクが話題に 2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020…
「スポーツ界の名珍場面総集編」―4月にキャロン氏が作ったマスクが話題に
2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020」と題し、今年を振り返る。今回は4月に話題を呼んだフィギュアスケート・宇野昌磨(トヨタ自動車)のマスクだ。衣装デザイナーのマシュー・キャロン氏が宇野の衣装をモデルにしたマスクを作り、自身のインスタグラムで公開すると、国内外のファンから反響を呼び、チャリティー販売では即売り切れとなった。
ステイホーム期間中のフィギュアファンの視線を釘付けにした。キャロン氏がSNSで公開したのは2枚のマスク。1枚はマネキンに装着されたもの。紺色で煌びやかな飾りつけもされており、鼻と口に合わせた立体的なデザインも見事だ。黒のゴム紐もしっかりと付けられ、衣装の雰囲気を精密に再現している。2枚目の画像では、宇野が氷上で金メダルを首にかけ、手を振っているもの。キャロン氏は文面に「違いを生み出す芸術」と投稿。「#shomauno」とハッシュタグを添え、紹介した。
すると、日本人ファンからは「ショウマの衣装! ビューティフル」「この写真、ショウマにも送ってあげて」「絶対に欲しい!!」とコメントが集まり、海外ファンも「即買いだわ」「史上最高のマスク」「素晴らしい」「これは凄いわ」「マスク着用も…カッコよく! 一つ欲しい。あまりにも美しいから」などの声が続々。好評を受ける形でキャロン氏は新型コロナウイルス感染対策支援を目的としたチャリティーで販売すると、1万9000円の値段がついた逸品は追加販売も含め、売り切れとなった。
3月以降、世界的に広がりを見せた未曾有の感染症により、フィギュア界も世界選手権中止をはじめ、大きな影響を受けた。各国でクローズアップされたマスクだったが、宇野のデザイナーが手がけた“作品”は特に注目を集めることになった。(THE ANSWER編集部)