「スポーツ界の名珍場面総集編」―9月、にやけた相手にわずか6秒“ワンパンKO” 2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面…

「スポーツ界の名珍場面総集編」―9月、にやけた相手にわずか6秒“ワンパンKO”

 2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020」と題し、今年を振り返る。今回はアジア最大の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」で生まれた瞬殺の6秒KOだ。公式インスタグラムが動画を公開すると、海外ファンから「実況が喋る前に終わった」と興奮した様子のコメントが集まっていた。

 タイ・バンコクで行われたカピタン・ペッティンディーアカデミーとペッタノン・ペットファーガス(ともにタイ)による試合。実績ある選手同士の対戦で起きた。ゴングが鳴った直後だ。グラブでタッチを交わすと、カピタンが左でフェイント。すぐに右拳を振り抜くと、完璧に顔面を捉えた。相手のペッタノンは構えた時には少しにやけたような表情だったが、後頭部からバタンキュー。瞬時にレフェリーが止め、わずか6秒で決着だ。

 ONEチャンピオンシップ公式インスタグラムは「スーパーシリーズ新記録! カピタンが6秒でペッタノンをノックアウト」と動画付きで投稿。海外ファンからは「Wow wow wow アンビリーバブルなニューキング」「実況が喋り始めようとしたらもう終わっていた」「KO……グレート」「クリーンヒット」「まだリズムができていないうちにストレート打ち込まれた」「6秒じゃなくて3秒」とコメントが相次いでいた。

 米メディア「TMZスポーツ」も「ONE MMA 凄まじい6秒KOの一撃 …驚異の右!!!」の見出しで記事を掲載。「一人のファイターが凄まじい右で相手をわずか6秒でKOした!!!! ONEファイターに契約したばかりの男がさっそくインパクトを残した!」「ペッタノンは自力でリングから去っていったので、ご心配なく」などと説明していた。海を越えて衝撃が伝わったようだった。(THE ANSWER編集部)