北北海道代表として第96回全国高校ラグビー大会の出場権を手にし、憧れた舞台・花園に初めて立って精いっぱいプレーした旭川工業だったが、6年連続24回目出場の高鍋(宮崎)に5-69で敗れた。
 高鍋は計11トライ。前半5分にゴール前スクラムから攻め、LO島田大資が先制した。9分にPKからの速攻で追加点を挙げると、15分にはラインアウトからのムーブでFL平岡瑞樹が旭川工のディフェンスを破り、点差を広げた。23分にはWTB佐光一将がスピードある走りで北のラグビーマンを翻弄。28分にはCTB杉道世が力強くゴールに持ち込み、前半だけで33-0として勝負を決めた。高鍋は後半に6トライを追加。
 しかし、最後まで果敢に挑み続けた旭川工は試合終了間際、力強いモールドライブはゴールライン寸前で止められたが、PKをもらってタップから再び攻め、FWが連続突進、最後は3年生のFL奥天滉太がインゴールにねじ込み、後輩たちへ思いをつなぐ大きな5点を獲得した。
 勝った高鍋は、30日の2回戦でBシードの京都成章と対戦する。

 8年ぶりの出場となった東京農業大学第二(群馬)は、つるぎ(徳島)との1回戦を50-14で制した。
 先に点を取ったのはつるぎ。前半14分、相手のロストボールを拾ったCTB遠藤凌がカウンターで約70メートル走り切った。
 早めに追いつきたい東農大二はその6分後、敵陣真ん中あたりのスクラムからNO8松澤圭祐が持ち出してそのままゴールへ運び、同点とする。さらに25分、途中出場の大型LO阿部孔哉がパワフルにゴールへ飛び込み、逆転。FB中澤響のゴールキックでも着実に得点し、17-7で折り返した。
 東農大二は後半5分、NO8松澤が力走してLO阿部、FL中里航太朗とつなぎ、トライ。11分にもNO8松澤のランでリードを広げた。
 つるぎは14分にFL柴田流生がチーム2本目のトライを挙げたが、反撃はそこまで。
 東農大二は3分後にスクラムからの攻撃でCTB塩谷卓実が抜けファイブポインターとなると、その後2トライを追加し、2007年度(第87回)大会以来の花園勝利となった。
 東農大二は2回戦でBシードの石見智翠館(島根)と対戦する