1946年に第1回が開催された、最も長い歴史を持つ今年最後のメジャー大会。賞金総額はツアー最高額の550万ドルで、今年は無観客で開催される。会場は1969年の全米オープンや、1993年の全米アマチュア選手権でも使用された。ジャックラビット…

 1946年に第1回が開催された、最も長い歴史を持つ今年最後のメジャー大会。賞金総額はツアー最高額の550万ドルで、今年は無観客で開催される。会場は1969年の全米オープンや、1993年の全米アマチュア選手権でも使用された。ジャックラビットコースとサイプレスクリークコースの2つのコースを使用する。数々のドラマが生まれたこのメジャー大会で掴む勝利は、すべての女子ゴルファーにとって最高の名誉となる。

異例の12月開催となった今シーズンのメジャー最終戦となる今大会には、畑岡奈紗、渋野日向子ら総勢19名もの日本勢が出場する。大一番を目前に控えた日本勢に独占インタビューを行った。

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畑岡奈紗

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Q. 先週の悪い天候から打って変わって、すごく良いコンデションの中での大会開催されます。まず今大会に向けて意気込みをお願いします。
「先週も同じテキサスでの試合だったんですけど、天候が本当にガラッと変わって、すごくいいお天気で。先週と芝の質とかがすごく似ていて、先週から学んだこともあったので、それを生かして上位を狙えたらなと思っています」

Q.先週少しポイントが分かったとおっしゃっていましたが、気づいたところってどんなところでしょうか?
「いつもだったらちょっと逆目のアプローチとかでハイブリッドを使うことが多いんですけど、フェアウェイが少し長かったりして、思った以上に転がらないで戻ってきたりとかっていうところもありました。なので、しっかりキャリーを出すボールで今度は9番アイアンとかで打ってかないといけないのかな、って思いました」

Q.今回のコースは長いというイメージとみなさんおっしゃってますが、どんなタイプの選手が強そうですか?
「2つコースがあるんですけど、どっちも飛距離が出ている選手のほうが、どちらかというと良いのかなと思ってます」

Q.この2コースを畑岡選手なりに解説してみてください。
「ジャックラビットのほうはどちらというと、こっちの方がフェアウェイが狭い印象があって、あと2打目以降でちょっと木が高くてピン位置によってはフェアウェイからでも、木の高さが気になるような所もあったりするのかなと思います。グリーンも比較的反対側に比べると小さくて、傾斜も少ないほうかなと思ってます。サイプレスのほうは距離が長くなって少しフェアウェイは広い感じはするんですけど、それでもまだいつもに比べるとフェアウェイが狭めです。大きな違いはやっぱりグリーンが大きくなっていて、傾斜もすごく強いなと思います」

Q.今年は異例のシーズンとなりましたが、ここまでのテーマとして、この試合に向けて調整してきたっていうのはありますか?
「12月にやるっていうのはびっくりしました。でも、できるとなったらやっぱりここに向けて上手く調整していきたいなって思って、9月頃からやってきました」

Q.その中で自分の中では感じるもの、成果としてはいかがですか?
「ずっと調子良くKPMG(全米女子プロゴルフ選手権)まではやってたんですけど、一回帰ってから調整がなかなかうまくいってないので。ショットが思うような調整ができてないのかなと思っています」

Q.その中で目標設定はどんなようにされていますか?
「それでもしっかり予選を通って、ここからどんどん順位をあげていければいいなと思っています」

Q.全体を振り返ってきて今年シーズンここまではいかがですか?
「まだ優勝できていないというのは、すごく悔しい部分ではあります。でも、試合数は減ったんですけど、トップ10には2回に1回は入れているので、安定したプレーはできてるのかな、と思ってます」

Q.今週の意気込みをお願いします
「WOWOWをご覧の皆さん、こんにちは。畑岡奈紗です。今週の全米女子オープン、上位目指して頑張るので応援よろしくお願いします!」

渋野日向子

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Q.調子を上げてきての今、現在のお気持ちをお聞かせ下さい。
「調子を上げて来れたように結果的には見えるんですけど、まだ新しく自分を作り上げていくために心もリフレッシュして、また1からって言う感じで考えるとすごく良いスタートが切れてるという風に捉えています。すごく初心に帰っている、そんな気がします」

Q.1つ1つまた新しいことを見つけようとするモチベーションはどこから来ているんでしょうか?
「やっぱりまだまだ先は長いですし、苦しいと思ってる時もありましたけど、こんなの全然ちっぽけだな、っていうのはすごく思うので。それを考えると気持ちも楽になりましたし、どこからモチベーションが来ているのかはわからないですけど……、家族と話したりすることにより、また自分も頑張らなきゃ、って思うようになってきてるのが、すごく良い方向を向いてきてるなと思います」

Q.日本で新たに気づいたことだったり、技術や精神的に成長した部分として、どこをあげたいですか?
「技術はそこまで成長しているとは思えないんですけど、気持ちの面です。気持ち的にやっぱりすごくネガティブな時が多かった2020年だったんですけど、それが日本での試合の時にコロッと変わりました。なぜかわからないんですけど、ある日の何かの出来事ですごく気持ちも楽になって。グリーンを外したときのアプローチもどこに落とせばいいんだろうか、というイメージをすること自体もすごく楽しくなったので、ほんとにそういう所ですね。」

Q.メジャーチャンピオンの肩書を捨ててもいいともおっしゃっていましたが、今もその気持ちですか?
「今もそれは一緒で、本当にチャレンジ精神を忘れずに、これからもずっとやっていかなきゃいけないな、というのがあるので。本当にいろんなものを捨てて、また1から作り上げていきたいなと思っています」

Q.成長の年と言うことですか?
「そうですね。いろいろ見つけたり、いろいろ捨てたって感じです、あはは」

Q.いよいよメジャー最終戦が始まりますが、コースについての印象教えてください。
「サイプレスコースについてはパー71にしてはすごく長いなという印象と、グリーンの長さが60ヤードあるところがあったりするので、縦距離がすごく重要になるなって。やっぱり持つ番手も長いので、よく飛ぶクラブになってしまう。そこでコントロールしつつ、縦距離を合わせるという事は、個人的にはすごく難しいなと思っているので、本当にパッティングだったりアプローチ勝負になるかなとは思います。ジャックラビットのほうは比較的サイプレスよりは距離が短いんですけど、その分グリーンの横幅がちょっと狭いかなっていう印象を受けたので、そこをコントロールするのはかなり大事になるんじゃないかなと思います」

Q.キーホールで注意したい事は?
「キーホールはいろいろありすぎて思い浮かばないんですけど、注意したい事といえば、かなり傾斜が強いところで返ってきて池に入ったり、グリーンからこぼれ落ちるというところが何箇所かありますね。そういうところはしっかりチェックして、なるべく傾斜の低いところにちゃんと乗せると言う事を意識しながらやっていけたらなと。サイプレスの12番か13番のパー3ショートはかなり難しいなと思ったので、そこは池に入れないように気をつけたいなと思います」

Q.今回日本人が大勢出ていますがメジャーでこの雰囲気、どうですか?
「あー、もう会う人会う人『おおー!』みたいな感じで、日本で戦っているような感じがあるんですけど、それでも出ている人数としては8、9分の1とかなので。でもコースの事とかも話ができたり、昨日は私の家で勝みなみさんと三ヶ島かなさんを呼んでBBQしたり、そういうこともできたので、そこはいっぱい日本人がいないと出来ないようなことなので、それも楽しんでいました」

Q.久しぶりのアメリカはいかがですか?
「やっぱりここで戦いたいなというのはすごく、毎回来るたびに思わせてくれるというか、結局2カ月前以上から思っています。この難しさの中でゴルフをする気分、苦しんでいる自分を想像するのが楽しい、みたいな感じで。その中でもっともっと成長していきたいっていうのがあるので、今回練習ラウンドからかなり真剣に取り組みながら楽しんできました」

Q.この1年の集大成として意気込みをお願いします。
「2020年の最終戦をアメリカで終えることができるのは、本当に良い経験だと思うので、出るからには4日間戦いたいですし、すごく難しいコースではあるんですけれど、自分の今できるゴルフをしっかり出し切って、予選通過できるようにがんばります」

Q.ファンの方に向けてお願いします。
「こんにちは渋野日向子です。2カ月ぶりのアメリカツアー、2020年のメジャー最終戦の全米女子オープンということで、本当に難しいコースではあるんですけど、自分らしく今の自分ができるゴルフを精一杯、予選通過できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!」

原英莉花

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Q. 波に乗ってる原選手ですけれども、舞台はアメリカに代わって初めてということですがどんな印象ですか?
「コースの周りにお家があったりして壮大ですね。すごく日本にない感じで、楽しみながら練習ラウンドを回りました」

Q.まず練習ラウンドを他のコースからされたそうですが、時差ボケも含めてどんな感じで練習してきましたか?
「アメリカが初めてだったので、分からないことがたくさんで、横峯さくら選手に色々とアテンドしていただいて練習させてもらいました。アプローチ、パター、ショットとこっちの芝で慣れるように、コースで練習メインでやりました」

Q.今年の序盤、オーストラリアの大会で「いずれ海外で活躍できる選手になりたい」とおっしゃっていたと思いますが、今も変わりはありませんか?
「そうですね。こっちで戦いたいなーって思いはすごくあります」

Q.今年、ここまで好調の自分の戦績を振り返ってみて良かった点、何が一番成長したと思いますか?
「ずっと課題にしていたグリーン周りが、すごく自分の中では成長したんじゃないかなって思います。パッティングが直結してスコアに結びついているので」

Q.この全米女子オープンというと誰もが憧れる大会ですけれども、他の選手と一緒にラウンドして、成績を出すっていうことにどんな意味があると思いますか?
「日本じゃなく世界ということで、ここで成績出したらすごい自分の中でも自信になると思いますし、さらにこっちで戦いたい、っていう気持ちが強くなるんじゃないかなと思います」

Q.今回のコースの印象を教えてください。
「ものすごく長いっていうのとグリーンがすごく大きくて。大きいけどアンジュレーションがすごくある、難しい本当にタフなコースだなって印象あります」

Q.誰もがアプローチが難しいコースだなっていうのも話していますね。
「砲台になってる部分があるので、下に行ってしまったりとか、外してしまうとかなり難しいなっていうのはありますね」

Q.今現在のご自身のストロングポイントは?
「ずっと好調のパッティングが、このまま好調で調整できたらなと思います」

Q.今現在一番得意なクラブは?
「私はやっぱりずっと9番アイアンが得意なので、一番好きなのも9番です」

Q.このコースに対してどんな風に攻めていきたいですか?
「まずはパーセーブをさせたいなっていうのがあるので、しっかりフェアウェイにドライバーを置いていきたいです。難しいほうに狙っていってしまうと、本当に難しいほうに行ってしまってダボ、ボギーと落としてしまうことも多いと思うので。自分の得意な距離じゃないとピンはデッドに狙っていけないのかなと思うので、狙うところと、ちょっと守るところとのメリハリをつけながらプレーしたいと思います」

Q.改めて今週の目標を教えてください。
「まずは予選を通過して3日目、最終日と戦いたいなと思ってます」

Q.最後に意気込みをお願いします。
「原英莉花です。初めての海外メジャー、楽しんで頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします!」

勝みなみ

Q.今回は異例の大会で2コース使っています。印象はいかがですか?
「2コースとも全く違うというか。コースの木とかは同じなんですけど、距離とかグリーンの形とかが異なっているので、そこら辺を対策していきたいなと思います」

Q.どちらの方が攻めやすいなというのはありますか?
「ジャックラビットのほうが(距離は)短いんですけど、ティーショットはすごく狭く感じます。どっちもどっちですけど、グリーンが大きいのはサイプレスなので、ジャックラビットのほうが難しいのかなぁ……」

Q.全体的にフェアウェイが広めですが、コースの状態はどう感じましたか?
「柔らかいと思います。でも柔らかいのに転がってくれるので、ちょっと距離も長いので転がって距離を稼いで短いクラブで打てたほうが、バーディチャンスも増えると思うので、どんどん転がって欲しいなと思います」

Q.勝さんといえばアマチュア時代から沢山のコース、たくさんの海外経験をしていると思いますが、こういうコースは戦いやすいですか?
「そうですね。割と日本に近いというのもあるので、見た目とか。楽しく回れそうな気がします」

Q.シーズン終盤にかけて調子が上がってきていると思いますが、現在はどうですか?
「だいぶ調子が良くなりました。ショートホールが苦手だったんですけど、今回回ってみてショートホールがだいぶ良くなっているので、今週楽しみだなと思います」

Q.目標はどういうところに設定されていますか?
「まずは予選通過が重要だと思うので、そこを目標としてやっていきたいです。そのために、いろいろ日本から持ってきた課題をクリアするとか、トレーニングするっていうこともやっています。それを続けながら体調を見て、今の身体とか体力でどれだけできるのかっていうのを試すいい機会でもあるなって思うので、そこら辺をどんどんクリアしていけたら良いのかなって思います」

Q.ちなみに日本から持ってきた課題というのは具体的にどんな所なのでしょうか?
「ショットの面です。スイングでこうしてみたいなっていうのが練習場で見つかって、コースで試すことができなかったので、この2日間練習ラウンドでやっています。具体的には軸を感じてバックスイングを上げる、みたいなイメージです。その動きが自分に合ってると感じましたし、それを4日間やるっていうのが今の課題です」

Q.最後に今週のトーナメントへの意気込みをお願いします。
「勝みなみです。いつも応援して頂いて本当にありがとうございます。今週は自分が持ってきた課題とかをクリアして、自信をつけて日本に帰って来たいなって思います。結果も上位で戦うことが一番の目標でもありますし、そこで戦うために何をすれば良いのかを1打1打考えて、楽しくゴルフをして皆様に笑顔を届けられるように頑張りたいなと思います!」

小祝さくら

Q.全米女子オープン、初めての海外メジャーですが今のお気持ちを聞かせてください。
「到着してから時間が経ったんですけど、このコースにはまだ慣れてない感じですごく難しく感じます」

Q.特に全英(AIG女子オープン)の方は自分から辞退されたということで、今回は並々ならない思いで来てらっしゃると思います。緊張してる感じが見受けられますが、いかがですか?
「コースが全然日本とは違うのはもちろんですが、外人選手の中でプレーするということで、皆さん体も大きいですし、パワーも全然違いますので、迫力がすごいなーっていう風に思っています」

Q.その中で憧れのコ・ジンヨン選手と今日は練習ラウンドを回れましたけど、いかがでしたか?
「すごくスイングが好きで、いつも見ているんですけど、やっぱり間近で一緒にプレーしてみて、本当にショット力だったりパットとかもすごく打ち方を端から見ていました」

Q.この2つのコースについて教えてください。
「サイプレスっていうこのコースは狭いイメージがあって、グリーンもどちらも大きいので、距離も長くて難しいイメージです。ジャックラビットのほうは、少しだけ距離が短くなるんですけど、それでもグリーンが大きかったり、ティフトンもしっかりあるので、注意してプレーしてきたいです」

Q.その厳しい状況の中で、自分のどんなゴルフを皆さんに見せたいですか?
「まずはしっかりと予選通過して4日間プレーしたいです。今ショットは結構良くなってきたので、自信を持ってプレーしてきたいです」

Q.今回はコーチも一緒に帯同されているという事で、その辺はいかがですか?
「今回こっちに来てから、ショットもまあまあ荒れていたので、そこら辺を重点的に見てもらって、どんどん直ってきたので安心してプレーしたいです」

Q.では改めて今週の意気込みをお願いします
「小祝さくらです。目標は予選を通過して優勝争いできるように頑張ってきます!」

河本結

Q. 体調はどうですか?
「日本と気候も似ていて、日本でやっていた気持ちのまま来れていますし、時差ボケもとれたので、すごく良い感じです」

Q.今回は2コースを使う大会となりました。十分練習はできましたか?
「そうですね。でも土曜と日曜は先週の大会の資格者だったので練習ラウンドができかったのですが、2コースとも歩いて回って、じっくりハーフ2時間以上かけて見ながら調整することができました。その面ではしっかり見ることができて良かったんじゃないかなって思います」

Q.この2つのコースの中で河本選手的には得意なコースってありますか?
「サイプレスもジャックラビットもそれぞれの難しさがありますが、ジャックラビットのほうがスコアが出るかなと思っています。ただ、選手が両方からスタートするので、あまりスコアを参考にしすぎると自分の調子も狂っちゃいそうなので、とにかくが両コースでの自分の目標を見つけてやるのがベストかなと思います」

Q.LPGAのルーキーイヤーということで大変な1年になったと思います。最後の残り1試合、もしくは2試合になりました。今年の1年振り返ってどうですか?
「本当に苦しいというか、全部が新しい1年だったので、すごい勉強になりました。来シーズンが本当に自分にとってのルーキーシーズンになるので、そのための準備シーズンだなって思うと、本当に良い経験をさせてもらったなって思います」

Q.全米女子オープン、目標はどういう所に設定していますか?
「とにかく日本からたくさん選手も沢山来ていますし、その中でUSLPGAルーキーとして今年1年間やってきたっていう強い想いがあるので、他の選手に負けないように。まずは予選通過して、自分の目標はトップ10に入ることなので、それが出来るように集中して頑張りたいと思っています」

Q.最後に今週の意気込みをお願いします。
「河本結です。今週アメリカに戻ってきてすごく自分が自然体で入いられるな、っていう風に思ってます。一生懸命最終日まで戦えるように頑張りますので応援よろしくお願いします!」

古江彩佳

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Q.海外でのトーナメント経験は?
「あります」

Q.その経験と今回のこのヒューストンの印象を比べるといかがですか?
「海外に行ったのも結構前になっちゃうので、あまり覚えてないですね。久しぶりで、楽しい感じが出ています」

Q.今回は12月開催ということで2コースを使うという異例の大会なんですけど、こういう経験はありますか?練習ラウンドも2コースしなければいけない。大変な1週間ですね。
「ないかなと思います。1つ覚えるのも大変なので、2つ覚えるとなると本当に大変です」

Q.その2コースの中でどちらかが得意、不得意っていうのはありますか?
「得意、不得意っていうのは自分の中では作らないのですが、サイプレスのほうは長いぶん、難しいかなとは思います」

Q.そのサイプレスで3ラウンド。どういう所を注意したら攻略しやすいと思いますか?
「まずはしっかりフェアウェイキープをしてから。パーオン率が良ければスコアも作っていきやすいのかなと思っています」

Q.この試合は今年最後の女子のメジャーですし、来年の東京五輪が控えていて、ワールドランキングポイントも懸かった試合になっています。今シーズンもすごい勢いでポイントを稼いできて、いまオリンピックが目の前にきていて、そういう意味でもやりがいのある試合になりますか?
「そうですね。でもそういうのはあまり意識しないでやっていきたいと思ってます」

Q.古江選手にとって、自分のストロングポイントはどんなところですか?
「調子が良いときの話にはなるんですけど、安定性は自分の武器だと思ってやっていきたいなと思います」

Q.今大会の目標はどんなところに設定していますか?
「プロとして初めての海外、しかもメジャーの大会なので、どうなるか全然わからないです。欲張らずに出来ることだけやっていきたいなと思います」

Q.メジャー出場が決まった時、どんな感情でしたか?
「まさか出られるとは思っていなかったので、そこは嬉しいなと思いながら、すごく幸せを感じています」

Q.たくさんのスター選手が出場していますが、憧れの選手などはいますか?
「みんな憧れの選手という感じです。すごく遠い存在なので、そういう人たちと一緒に試合に出られることも嬉しく思います」

Q.最後に今週に向けての意気込みをお願いします。
「古江彩佳です。今週は初めての海外メジャーなので、気楽に楽しくラウンドしたいなって思います。応援よろしくお願いします」

上田桃子

Q.何曜日にヒューストンに入りましたか?
「金曜日にヒューストンに着いて、時差ボケが少ないようにと、その日からトレーニングだけして、体をなるべく休めていました。土日で18ホール回って、昨日と今日とで9ホールずつ回りました」

Q.今回は12月開催、2つのコースを使用ということですが、どうですか?
「私自身、初めてのことなので覚えるのが大変です」

Q.2つのコース、印象は違いますか?
「全く違うコースだなって感じます。サイプレスのほうは距離も長くて、グリーンも大きくて結構目も強いので、アンジュレーションが大きいぶん、やっぱりロングパットが残りそうなホールが多いんじゃないかなと思っていて。ジャックラビットのほうは、グリーンは小さいんですけど、サイプレスのほうよりもティフトンが結構密集してるので、ちょっと入ったラフでもグリーンが小さいぶん、というのもあるんですけど、結構グリーンをキャッチしにくそうなホールが続くなっていう印象です」

Q.今週のキーポイントは、まずはフェアウェイキープから始まりそうですかね。
「両コースともやっぱりティーショットが結構キーになってくると思います」

Q.今年は全英(AIG)女子オープンはじめ大活躍ですが、若手の台頭が目立つなか、まだまだ負けるわけにはいきませんよね
「本当に若い選手にはすごく良い刺激をもらってるので、まだまだ負けられないですし、経験をやっぱりこういう難しいコースで引き出しとして、しっかり出せるといいなと思ってます」

Q.全米オープンに対する何か特別の思い入れとかありますか?
「本当に苦手意識が強くて。7年ぶりって聞いたんですけど、そんなにこの大会出てなかったんだな、って思うぐらい本当に久しぶりで。やっぱりハイボールが必要だったりグリーンが硬いぶん、止めるショットが必要だなっていう印象なんですけど、7年前に感じた全米女子オープンよりは今のほうが戦えるなという気持ちです。そういう気持ちで4日間しっかり自信を持ってプレーできたらなと思います」

Q.本格参戦していた時よりも経験値も上がり、なおかつショットの引き出しも全てが増えてきたということなんでしょうか?
「アメリカツアーに居た時の方が、ショットに自信があるって思ってたんですけど、今考えると、逆に引き出しは今のほうが多くなって対応できるショットが増えているので、今のほうがいいんじゃないかなと思ってます」

Q.経験を重ね引き出しが増えることによってゴルフ自体が楽しくなっていますか?
「そこはどうでしょう(笑)。あんまり試合していて楽しいって感じたことはないんですけど、やっぱり1打1打に緊張感がありますし、『戦い』って感じで毎試合挑んでいるので、まだ自分にはそんな余裕はないです。でも、昔よりは凄くチャレンジ出来ているなという気はします」

Q.今週の戦いで何を目標にしていますか?
「毎日、もう1つでもいいんでアンダーバーで回るっていうことを目標に頑張りたいと思います。自分の調子がまずは一番大事ですけど、自分らしさが出せればアンダーバーが毎日1つずつぐらいは出せるんじゃないかなと思ってます」

Q.最後に意気込みをお願いします。
「上田桃子です。毎日アンダーパーで回れるようにしっかり頑張りたいと思います!」

西村優菜

Q.今回は何曜日に現地にされましたか?
「先週の金曜日に入りました。最初は時差ボケもありましたが、だんだん慣れてきました」

Q.今回のコースの印象はいかがですか?
「2コースあるんですけど、どちらとも距離がしっかり長くて、サイプレスは特に長いのでショートゲームとか、乗らなかったホールでどれだけパーが取れるか、っていうのはキーポイントになってくるかと思います」

Q.去年プロテスト通過、そしてQT突破で今年からルーキーイヤー、そして12月にこのメジャーで戦ってる自分を想像したことありましたか?
「ここまで海外のメジャー大会に出場できると思っていなかったので、本当に嬉しいですし、大会の規模感にワクワクしながらラウンドしています」

Q.今日はメル・リード選手や畑岡選手とも練習ラウンドを経験していますが、現地に来ていろんなスター選手と一緒に回るのは、いかがですか?
「しっかり距離が出るのはもちろんなんですけど、あのグリーン周りのチッピングの種類の多さっていうのはやっぱり素晴らしいなと思って。見て学ぶじゃないですけど、本当にいろいろと吸収できています」

Q.2コースある中で、西村さんはどちらのコースのほうが戦いやすい印象を持っていますか?
「サイプレスのほうが距離が長いので難しいかな、っていう印象はあるんですけど、グリーンが難しいぶん、自分もどこかでカバーできるんじゃないかなっていう風に思っています。メインコースがサイプレスってこともありますし、明日1日うまく調整して、いいイメージでラウンドできたら良いのかなって思います」

Q.今週バッグを担いでくれているコーチの中島さんについてはいかがですか?
「一緒に出られることがすごく嬉しいですし、心強いです。一緒にたくさん吸収できたらなって思います」

Q.今回の目標はどんなところに置いていますか?
「まずはしっかり予選を通過して4日間プレーしたいと思いますし、そこを第一目標に頑張りたいです。海外メジャー初出場なので、しっかり楽しんで頑張りたいと思います!」

柏原明日架

Q.この試合への出場決まったのが最近だったと思います。決まった時どんな感情が湧いてきましたか?
「約1週間前は大会に出場できるなんて思ってもなかったので、正直急な準備ではありました。でも、アメリカに来る1週間前からしっかりコーチと練習もできたと思っていますし、すごく楽しみな大会になるといいなと思ってます」

Q.柏原選手にとってこの全米女子オープンというビックタイトルは、どういう位置づけになりますか?
「もちろんメジャーですし、プロになった当初から毎年出れる選手にはなりたいっていう目標を決めていた大会の一つではあるので、こういった形で大会に出場できることになったのはすごく嬉しいです。今回は日本人選手がたくさん出るので、大会を盛り上げられる1人になりたいなと思っています」

Q.体調はいかがですか?
「長時間のフライトやギリギリでの調整になったので、体調のこともいろいろ不安はあったんですけど、今回キャディーが加藤さんでアメリカのツアーをずっと転戦されていた方なのですごく心強いです。2つのコースを使うということで、覚えないといけないこととか沢山ありますけど、しっかり2人で力を合わせて楽しんでやりたいなと思います」

Q.イレギュラーな大会で2つのコースを使用して行いますけど、コースの印象はいかがでしょうか?
「やっぱり距離が長いなと思いますけど、グリーンの硬さだったりアンジュレーションもさすがメジャーだなって思います。でも自分のプレースタイルがショートウッドをたくさん入れてるタイプで、長いコースは割と好きなタイプなので、そこはしっかり味方につけてやりたいなと思います」

Q.距離も長い、それプラス、グリーンが比較的大きくアンジュレーションがキツいですよね。加藤さんとどういう戦略を立てていますか?
「ノーマルショットっていうよりは、着弾の球をイメージする会話を練習ラウンドから多くしています。結構ダウンのところにピンが切ってあると、ハイボールが必要になってきたりだとか。そういうのもウッド系で結構練習をしてきているタイプなので。試合でどのピンにつくのかはわからないのですけど、これからまだ2日ありますし、しっかり調整していきたいです」

Q.メジャーということで世界中からスター選手が集まっています。いつもとちょっと違う大会になりますかね?
「日本ツアーだと、私身長が171センチあるので、わりと大きめのタイプなんですけど、周りを見渡すと私より大きい選手がたくさんいますし、やっぱり体が大事だなという風に思い知らされます。トレーニングももっとしていきたいなと思いますし、自分のマイナスポイントや必要なことなどもいろいろとチェックできると思うので、すごくありがたい機会だなと思います。楽しみながら成績もしっかりこだわっていきたいなと思います」

Q.目標はどの辺に設定しますか?
「この大会の出場には、世界ランキングがやっぱり必要になってくるという意識を、今回初めて体験したので、そのランキングをもっともっと上げていきたいと思います。そして来年の日本ツアー、開幕戦があるといいなと思ってますけど、そこに向けて良いスタートが切れれば良いなと思います」

Q.期待しています。最後に一言お願いしてよろしいでしょうか。
「柏原明日架です。初めての全米女子オープンなんですけど、しっかり自分らしいプレーを頑張ってやりたいと思います。みなさま応援よろしくお願いします!」

比嘉真美子

Q.全米女子オープンと言えば、やはり昨年のチャールストンを思い出しますが、感覚としてはいかがでしょうか?
「コースが全く違いますし、場所もアメリカとは言ってもすごく離れたところなので、イメージは全然違います。ただこの大会は本当に限られた選手しか出られないですし、特別なトーナメントっていう気持ちだけは変わらずに入ってこられました。今週も特別な1週間を過ごせるといいなと思います」

Q.比嘉さんと言えばメジャーに強いと言われている中で、今回2つのコースを使用しますが印象はどうですか?
「コースを覚えるのが結構大変なんですけど、全選手が同じ条件ですし、そういうイレギュラーな状況でも臨機応変に対応できる選手っていうのが、メジャーで上に来れる選手だと思います。なので、36ホール臨機応変に、そして自分のゴルフができれば、またいいポジションで戦えると思うので、その2コースの特徴を活かしながら、私の長所も使いながら、良いスコアを目指して行けたらいいなと思います」

Q.今週はどういう攻略法になりますか?
「グリーンがすごく硬いっていうことではないので、ドッグレッグだったり、いろんな形のグリーンがあるので、とにかく狙うポジションであったり、グリーン上がかなり勝負どころになるんじゃないかなと思います」

Q.比嘉さんは日本ではどちらかというと、お姉さん的な存在になってきていると思いますけど、今回日本から大勢の参加で若手もたくさん出ています。心強い妹分を見ながらどう感じますか?
「若い選手からも学ぶことは沢山あるので、年齢は関係なく、色んな選手から刺激をもらって、自分のゴルフに繋げていけたらいいなと思います」

Q.今週の目標はどんな所に設定していますか?
「過去のメジャー大会で言えば、トップ5やトップ10の経験はあるので、やっぱり過去の自分を超えていきたいというのが一番にあります。これまで一番いいメジャーの成績が4位タイなので、それよりも上を目指していきたい気持ちはあります」

Q.最後に一言お願いします。
「比嘉真美子です。過去の自分を超えてベストなプレーをできるように頑張ります!」

笹生優花

Q.今年はルーキーイヤーで優勝を経験した一方、世界全体がコロナウイルスの影響で大変な年となりました。この1年を振り返っていかがでしたか?
「今年の前半は、ほぼ何もしてなくて、その中で日本ではスポンサーさんが試合を開催してくれて、自分もいろいろと勉強になって良い経験をした1年だと思いました」

Q.その日本ツアーですが、いきなり2勝を挙げて強烈なインパクトを残しました。
「すぐ優勝できるとは思っていなくて、嬉しかったんですけど、優勝したらそこでもう終わって、また次、頑張ろうという感じでした」

Q.笹生選手はジュニアの頃から国際試合、特にアマチュアそしてジュニアの試合で世界中で戦ってきたと思います。小さいころから全米女子オープンというのは1つの大きな目標だったと思いますが、この試合に対する意気込みはどうでしょうか?
「去年、アマチュアで1回出て、予選で落ちちゃったんですけど、いろいろ勉強になる試合なので、今回もまた勉強になってベテランの選手から多くを学べればなと思います」

Q.この全米女子オープンという特別な試合で、大きなインパクトを残せるようなためにはどういうことが要求されると思いますか?
「メジャーというだけあって距離もありますし、グリーンも大きくて、セカンドショットとかも大事になってくるので、セカンドだったりティーショットも大事にしていきたいなと思っています」

Q.今年1年間は主に日本での戦いになったと思いますが、その経験というのは生かされそうですか?
「そうですね。今年4カ月、14試合くらいの経験を生かしたいです」

Q.今週の目標、意気込みを話していただきますでしょうか。
「笹生優花です。今週は予選を通過できるように、ゴルフを楽しんでやっていきたいなと思います。応援よろしくお願いします!」

稲見萌寧

Q.今回は異例の2コースを使用ということですが、どんな印象ですか?
「本戦で使うほうのコース(サイプレスクリーク)は長くて、グリーンも小さかったりというのもあって難しいなと思いました。ジャックラビットのほうは、まだサイプレスのほうよりは短いなって思いました」

Q.稲見選手にとっては戦いやすいコースですか?
「あんまり得意じゃないです。距離は大丈夫なんですけど、グリーンが結構うねっていて、その辺でちょっと頭を使うコースなので(笑)」

Q.グリーンの芝はいかがですか?
「色がちょこちょこ変わっていたりとか、上りなのに意外と転がったりとか、若干目とかもあるのかなという風に感じます」

Q.今回は周りにスター選手がたくさんいますが、印象はどうですか?
「もともと緊張感とかがあまりないので、普通に『あぁ、試合だな』って。でも日本で試合をやるよりもこっちで試合をするほうが、みんなすごくフレンドリーで楽しそうなので、結構楽ですね」

Q.試合が木曜から始まりますが、今回はどんなところに目標を設定していますか?
「予選は通過したいなっていうのが一番かなって思います」

Q.最後に、今週の意気込みを聞かせてください」
「稲見萌寧です。今週は予選通過を目指して頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」

浅井咲希

Q.海外、初のメジャー出場ということですが、いまどんな気持ちですか?
「どんな感じだろうと思ってドキドキしながら会場に入ったんですけど、結構日本人選手が今回は多いので、気持ちは楽というか、あまり日本ツアーと変わらないかなという感じで、いつも通りできています」

Q.コースの印象を教えてください。
「結構、米ツアーとか見たりもして、パー5で2オンを狙うシーンとかがあるんですけど、今週はすごくコースが長くて、ちょっと自分が思っていた感じとは違うなっていう感じです」

Q.ラフが少しややこしいというか、ねちっこいと聞いていますが、その辺はいかがですか?
「グリーン周りはそうでもなくて。(国内ツアーの)リコー終わりなので、宮崎のゴルフ場のほうがグリーン周りは芝がキツかったなと私は思いました。グリーン周りは大丈夫かなと思うんですけど、セカンドが結構埋まってしまうので、そこはやっぱりラフに入ってしまうとなかなかバーディチャンスには付けられないと思うので、出来るだけフェアウェイをキープできるように頑張りたいと思います」

Q.この難しいコースセッティングの中で、見て欲しい部分はどんなところですか?
「結構パー5で2オンを狙えるコースが、自分の中では成績が出せるコースなんですけど、今週は違う感じなので自分の良さが生きるか分からないです。とりあえずアイアンショットとかが好きなので、できるだけティーショットで頑張ってセカンドでチャンスに付けられるゴルフが出来たらなって思います」

Q.目標を教えて下さい。
「ますはせっかく来れたので、4日間プレーできるように。そして予選通過して、その位置でまた考えたいと思います」

Q.最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
「浅井咲希です。まずは予選通過を目指して頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします!」

高橋紗華

Q.アメリカでこの大きなトーナメントに出場するということで、今のお気持ちはいかがですか?
「ずっと出場してみたかった試合の1つなので、今回こうやって出られることは本当に嬉しいです」

Q.回ってみて、コースの印象はいかがですか?
「長いですね。日本ではなかなかないです。だいたい短いホールとかも交じっているので、こんなに全部が長いのは初めてです」

Q.飛距離も要しますが、忍耐力も問われるコースですか?
「そうですね。距離も長くてタフですし、グリーン周りも結構難しいので、ショートゲームが結構大事になってくるかなと思います」

Q.ここで自分の力を試したいと思っていると思いますが、自分の強みはどの辺ですか?
「私はセカンドの正確性が強みなので、グリーンは難しいんですけど、しっかり狙ったところに落として、バーディチャンスをたくさん作りたいと思います」

Q.どんな選手と回ってみたいとか、楽しみはありますか?
「日本ではあまり一緒に回ることができない選手が多いので、それを見て『自分もここを強くした方が良いな』とか思えたら良いなと思います」

Q.今週に向けて意気込みを教えてください。
「今週は海外メジャー初出場なので、最後まで楽しんで1打1打を経験にしていきたいなと思います」

Q.ファンの方に向けてメッセージをお願いします。
「高橋彩華です。今週は自分のベストを尽くして最後まで楽しんでゴルフをしたいと思います」

岡山絵里

Q.ご自身の調子はいかがですか?
「今年は試合が始まってからずっと調子が悪くて、終わりがけに徐々に落ち着いてきて、自分のことを見つめなおしました。だから、この全米女子オープンは自分にとってはリスタートっていう感じです」

Q.2年前の全英AIG女子オープンではすごく良い成績でフィニッシュできて、いつも落ち着いて攻めのゴルフを見せてくれる選手という印象ですが。
「自分の持ち味は攻めのゴルフだと思うので、そこを貫いてやりたいです」

Q.2つのコースをラウンドしてみてどんな感想ですか?
「印象はグリーンがすごく大きくて、外すとゴロゴロ転がってしまって、池に入ってしまうシチュエーションもあるので、そういう所は気を付けたいと思います」

Q.キーになるポイントはどうですか?
「距離も結構長いところがあるので、割とアプローチで凌ぐのが大事になってくると思います。あとは池に入れたり、大怪我をしないようにしたほうが良いかなと」

Q.今年は18人の日本人選手が出ていて、こういったメジャーも珍しいと思いますが。
「自分は3回目の海外メジャーなんですけど、結構日本人選手とか知っている選手も多いので、わりとリラックスしてできると思います」

Q.その中で目標設定はどの辺りを目指しますか?
「欲を言えばトップ10を目指したいですけど、ちゃんと予選をクリアしてからって感じです」

Q.持ち味、ここでこんなゴルフを見せたいというのは、どんなところですか?
「キレの良いショットって感じで(笑)」

Q.最後に今週の意気込みをお願いします
「岡山絵里です。目標はキレの良いショットを打って攻めのゴルフをしたいと思います。応援よろしくお願いします!」

渡邉彩香

Q.いつどんな形で出場を聞かされたんですか?
「今日の朝9時ぐらいに入った、っていう連絡が来て知りました」

Q.日本から来た時はどんな気持ちで?
「1番目になったっていうのは、リコーカップが終わった日に聞いて、その前までは20番目位っていう話だったのですが、準備はしていました。それで1番になったっていうことで、こんな状況ですし、どんな風になるかわからないので、それを聞いた5日後位に渡米しました」

Q.アメリカのメジャーでの戦いでは、今の自分の力が分かるかと思いますが、どうですか?
「本当にそう思っていて、前回メジャーに出た後には、すごく不調に陥った時期を過ごしました。今年はすごく自分的にも良いシーズンで、手ごたえを感じてシーズンを終えられていたので、今のこの状態で、このコースでどれぐらいのプレーができるのかというのをすごく楽しみに思っています」

Q.コースをラウンドされていかがですか?
「距離はもちろん長いなと思いますけど、自分の調子もだんだん上がってきているので、楽しみな気持ちが強いです」

Q.渡邉選手というと、やはり飛距離も持ち味だと思うんですけど、それ以上に何か必要になる事というのはどのあたりですか?
「グリーン周りがやっぱり日本とは全然違って、グリーンの傾斜も強いですしアプローチがすごく難しくなると思うので、そこが1つポイントなのと、普段使わないロングアイアンをセカンドでかなり使うことになるので、その辺の精度を自分の中でどれぐらいやっていけるのかなぁ、っていうのを試せるかなと思います」

Q.このラッキーに乗っかって良いフィニッシュを目標にしますか?
「そうですね。全米女子オープンと言うのは毎年出たい試合なので、今年良い成績を残せれば来年はドキドキしなくても出られるというのがあるので、それは大きいですね」

Q.それでは最後に意気込みを。
「今回は急に渡米が決まったこともあって、いつも以上に日本でいろんな人にサポートしてもらった大会でもあるので、そういう人たちが日本で良いプレーを見られるように。数字的には4日間でアンダーフィニッシュ。1つでもアンダーで回れたらいいかなと思って、そこを目標に頑張っていきたいと思っています!」

Q.ファンの方にひと言お願いします。
「渡邉彩香です。久しぶりの全米女子オープンなのですごくワクワクしています。1つでも良いスコアで回れるように、自分らしいプレーが出来るように、頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします!」

穴井詩

Q.突然舞い降りてきたこのメジャー挑戦、今どんな気持ちですか?
「とても楽しみです」

Q.アメリカに以前お住みになっていたと聞いたことがありますが?
「いやぁ、もうだいぶ前です。だいぶ前なので(アドバンテージも)ないです」

Q.今回このメジャーに対してどんな準備をされてきましたか?
「まずは自分の調子を上げないことにはどうしようもないので、スイングを直してみたりいろいろチェックしてみたりしてきました」

Q.この2コースをラウンドしてみてどんな印象ですか?
「距離が長いのはもちろんなんですけど、とにかくジャックラビットのほうはグリーンがすごく難しいので、本当に点でショットを打ってかないといけないな、というイメージです」

Q.メジャーセッティング、日本と比較するといかがですか?
「やっぱり海外ならではの難しさというか狭いですし、グリーンが難しいです」

Q.グリーンが難しいと言うのは目の読みですか?
「傾斜がすごいです。読みづらいです」

Q.セカンド地点からグリーンへのアプローチにかけてはどうですか?
「サイプレスクリークのほうは、わりとグリーンの面が見えているんですけど、ジャックラビットは砲台が多くてだいぶ見れないので、その点はちょっと難しいかなと思います」

Q.このコースの攻略法としてはやはりグリーン上ですか?
「いや、まずはティーショットがフェアウェイに行かないと始まらないです」

Q.4日間の目標はどんなところに設定していますか?
「まずは予選通過です」

Q.では最後に今週の意気込みをお願いします。
「穴井詩です。もうどこを狙うとか言えない位、調子もそんなに上がっていないんですけど、予選通過を目指してがんばります!」

【WOWOW LPGA放送情報】
「畑岡・渋野 出場!メジャー 全米女子オープン」
◆放送日時
第1日 12/10(木)深夜1:00[WOWOWプライム]※無料放送
第1日 12/10(木)深夜3:00[WOWOWライブ]※無料放送
第2日 12/11(金)深夜3:00[WOWOWライブ]
第3日 12/12(土)深夜3:00[WOWOWライブ]
最終日 12/13(日)深夜1:00[WOWOWライブ]
※連日生中継!

◆開催コース
米・テキサス州/チャンピオンズGC

◆出場注目選手
【日本勢出場選手】
畑岡奈紗、渋野日向子、古江彩佳、笹生優花、稲見萌寧、上田桃子、小祝さくら、原英莉花、西村優菜、勝みなみ、河本結、比嘉真美子、岡山絵里、穴井詩、浅井咲希、柏原明日架、高橋彩華、三ヶ島かな
【海外勢注目選手】
イ・ジョンウン6、コ・ジンヨン、キム・セヨン、ネリー・コルダ、ダニエル・カン、パク・インビ、ブルック・ヘンダーソン

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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