チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージが9日に全日程を終了した。この結果、決勝トーナメントに進出する16チームが…

チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージが9日に全日程を終了した。この結果、決勝トーナメントに進出する16チームが決定した。

バルセロナが最終節でユベントスに敗れたため、全勝突破チームは現れなかったが、昨シーズンの王者バイエルン、リバプール、マンチェスター・シティ、アトレティコ・マドリー、ドルトムント、ユベントス、バルセロナといった強豪クラブが順当に突破を決めている。

その中でいずれも戦前から激戦区と目されていたグループB、グループHは最終節まで1つのチームも突破が決まらない大混戦となった。

最終節で全チームに突破の可能性があったグループBでは第5節終了時点で首位に立っていたボルシアMGを破ったレアル・マドリーが3位から一気に順位を上げて首位通過。また、敗れたボルシアMGもシャフタールとインテルがドローに終わったことで、2位通過を決めた。

一方、パリ・サンジェルマン(PSG)、RBライプツィヒ、マンチェスター・ユナイテッドの三つ巴の争いとなったグループHでは昨季準優勝のパリ・サンジェルマンが首位通過、ユナイテッドとの最終節での直接対決を競り勝った昨季ベスト4のライプツィヒが2位通過を決めている。

また、日本人選手所属クラブではFW南野拓実が在籍するリバプール、FW中島翔哉の在籍するポルトがそれぞれグループDとグループCを突破。その一方で、DF酒井宏樹、DF長友佑都を擁するマルセイユ、MF奥川雅也の所属するレッドブル・ザルツブルクは無念の敗退となった。

国別ではスペインとドイツが出場4チームすべてが勝ち残り、PSGとポルトが4大リーグ以外での突破チームとなった。

なお、ラウンド16の組み合わせ抽選会は14日にスイスのニヨンで開催され、ラウンド16は2021年2月中旬以降の開催となる。

CLグループステージ最終順位

◆グループA

◎1. バイエルン(勝ち点16)

◎2. アトレティコ・マドリー(勝ち点9)

3. ザルツブルク(勝ち点4)

4. ロコモティフ・モスクワ(勝ち点3)

◆グループB

◎1. レアル・マドリー(勝ち点10)

◎2. ボルシアMG(勝ち点8)

3. シャフタール(勝ち点8)

4. インテル(勝ち点6)

◆グループC

◎1. マンチェスター・シティ(勝ち点16)

◎2. ポルト(勝ち点13)

3. オリンピアコス(勝ち点3)

4. マルセイユ(勝ち点3)

◆グループD

◎1. リバプール(勝ち点13)

◎2. アタランタ(勝ち点11)

3. アヤックス(勝ち点7)

4. ミッティラン(勝ち点2)

◆グループE

◎1. チェルシー(勝ち点14)

◎2. セビージャ(勝ち点13)

3. FCクラスノダール(勝ち点5)

4. レンヌ(勝ち点1)

◆グループF

◎1. ドルトムント(勝ち点13)

◎2. ラツィオ(勝ち点10)

3. クラブ・ブルージュ(勝ち点8)

4. ゼニト(勝ち点1)

◆グループG

◎1. ユベントス(勝ち点15)

◎2. バルセロナ(勝ち点15)

3. ディナモ・キエフ(勝ち点4)

4. フェレンツヴァーロシュ(勝ち点1)

◆グループH

◎1. パリ・サンジェルマン(勝ち点12)

◎2. ライプツィヒ(勝ち点12)

3. マンチェスター・ユナイテッド(勝ち点9)

4. イスタンブールBBSK(勝ち点3)

◎決勝トーナメント進出決定