清水エスパルスは9日、DF吉本一謙(32)が現役を引退することを発表した。 吉本はFC東京の下部組織出身で、U-15、U…

清水エスパルスは9日、DF吉本一謙(32)が現役を引退することを発表した。

吉本はFC東京の下部組織出身で、U-15、U-18とプレー。2007年にトップチームへ昇格していた。

2009年8月にはFC岐阜へ期限付き移籍を経験。2012年8月からは水戸ホーリーホック、2018年6月からはアビスパ福岡へと期限付き移籍を経験。2019年7月に清水に加入していた。

キャリア通算でJ1で70試合1得点、J2で64試合4得点、J3で17試合に出場。リーグカップで29試合1得点、天皇杯で11試合3得点、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で3試合の出場を記録していた。

吉本は清水に加入した昨シーズンの9月に左ヒザ内側半月板損傷の重傷を負い、全治4カ月と診断。今シーズンは一度もベンチ入りを果たしていなかった。

吉本はクラブを通じてコメントしている。

「14年間のプロサッカー選手生活を引退することを決断しました。まずは選手として所属させてもらったFC東京、FC岐阜、水戸ホーリホック、アビスパ福岡、清水エスパルスの選手仲間や指導者、クラブスタッフ、サポーターの皆様、本当にありがとうございました。自分は怪我が多く、両ヒザ合わせて10回の手術をしましたが、その都度辛かった時に頑張れたのは、皆様の支えや皆様が自分を信じてくれたからです」

「引退を決断したのは、自分が背中を見て育って来た偉大なる先輩達のように、毎日練習を休まず全力でプレーしてチームの見本となることと、自分自身が納得するプレーをすることが来年以降の自分には難しいと思ったからです」

「18歳のJリーグデビュー戦、前半29分で3失点して途中交代したあとに、これがあって良かったと引退する時に言えるような選手になろうと思って14年間プレーして来ましたが、今はこのデビュー戦のおかげで誰よりもチームの勝利にこだわるようになったし、誰よりもチームの為に戦って来たと胸を張って言えます」

「本当はもっとたくさん、それぞれのチームへの想いを伝えたいのですが、ここでは書き切れないので、自分のSNSなどで今後伝えさせてもらいたいと思います」

「最後にこのような場で大変恐縮ですが、どんな時も支えてくれた妻と息子、娘、サッカー選手になるために小さい頃から自分にたくさんのことを与えてくれた両親、仲の良い弟など家族に感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました」

なお、ホーム最終戦となる16日(水)に行われる明治安田生命J1リーグ第33節のベガルタ仙台戦で引退セレモニーを行うとのことだ。