ウォルバーハンプトンのメキシコ代表FWラウール・ヒメネスが8日、無事に退院したようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じ…

ウォルバーハンプトンのメキシコ代表FWラウール・ヒメネスが8日、無事に退院したようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

ヒメネスは11月29日に行われたプレミアリーグ第10節アーセナル戦で先発。しかし、開始5分にDFダビド・ルイスとの競り合いで頭部を強打していた。そのまま担架に運ばれてピッチを後にしたヒメネスは、その後の検査で頭蓋骨を骨折していたことが判明。手術を行い、この度順調な回復を見せて退院に至ったようだ。

ウルブスを率いるヌーノ・エスピリト・サント監督はヒメネスの退院について「ケガは非常に深刻なもので誰もが不安に思い、心配していた。日が経つにつれて処置がうまく行っていることがわかり、我々は本来の日常に戻ることができた」と、意識不明に陥った負傷直後の心境を振り返りつつ語っていた。

また、脳震とうを起こした選手に関しては特別に交代枠が使えるという新ルールの導入については「それが理に適っていると思う。試合に関わる全ての人が脳震とうを起こした選手を交代させることに同意するはずだ」と強い支持を訴えた。