「第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会」決勝戦が12月25日(日)に千葉・フクダ電子アリーナにて行われ、INAC神戸レオネッサが2年連続で優勝した。決勝戦は、昨年と同じくINAC神戸レオネッサとアルビレックス新潟レディースで行われた。…
「第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会」決勝戦が12月25日(日)に千葉・フクダ電子アリーナにて行われ、INAC神戸レオネッサが2年連続で優勝した。
決勝戦は、昨年と同じくINAC神戸レオネッサとアルビレックス新潟レディースで行われた。新潟Lは、試合開始から積極的にプレッシャーをかけて優位に攻撃を展開。18分、36分とI神戸ゴールを脅かすが、準決勝で負傷したGK 福元美穂に代わって先発したGK 武仲麗依がいずれも阻止した。
前半は相手に押される苦しい展開が続いたI神戸は、後半開始からMF 伊藤美紀に代わりMF 杉田妃和が出場すると形勢が逆転し、シュート10本を放って相手を圧倒した。58分、62分にもシュートを打ち攻撃に拍車を掛けるが、新潟Lがゴールを死守。両チームともに得点を奪えないまま、延長戦に突入した。
延長前半の96分に新潟L、延長後半の115分にI神戸がシュートを放つが無得点。後半アディショナルタイムにもI神戸がシュートを打ったがGKに止められ、両チーム無得点で120分を終えた。PK戦では、I神戸のGK 武仲が7人まで続いたPK戦で2本を止める活躍を見せ、I神戸が5-4で新潟Lの初優勝を阻止。I神戸が6度目の優勝を決めた。