来年2月20日にメイウェザーとの対戦が発表されたポール「夢だった」 ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏(米国)は、来年2月20日(日本時間21日)にこれまで挑発を受けてきたお騒がせYouTuberローガン・ポール(同)…

来年2月20日にメイウェザーとの対戦が発表されたポール「夢だった」

 ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏(米国)は、来年2月20日(日本時間21日)にこれまで挑発を受けてきたお騒がせYouTuberローガン・ポール(同)と対戦することを発表した。異色の顔合わせとなったが、ポールは「スポーツ史上最高の番狂わせ」を狙っているという。米メディアが報じている。

 50戦無敗のレジェンド王者と、25歳のカリスマYouTuberという異色のマッチアップ。詳細なルールなどの発表はこれからのようだが、ペイパービュー(PPV)で中継されるという。米専門メディア「ボクシングシーン.com」は「ローガン・ポールはメイウェザー戦で『スポーツ史上最大の番狂わせ』を誓う」との見出しで記事を掲載。両者のコメントを紹介している。

 YouTubeのチャンネル登録者数2200万人を誇るポールは、ボクシングで同じYouTuberのKSIと2試合戦い、初戦は引き分け。本格的なボクシングルールで行われたリマッチでは敗れている。キャリアではメイウェザーの足元にも及ばないが、「俺はいつも究極の挑戦を探し求めている」と恐れはないようだ。

「最高のボクサーと戦うことが夢だった。2月20日に全てを懸ける。世界はスポーツ史上最高の番狂わせを目撃することになるだろう」

メイウェザーは天心戦以来の舞台「これまで何かを避けることはなかった」

 豪語するポールに対し、メイウェザーは「世界中のファンにとって素晴らしい夜になるだろう。スポーツとエンターテインメントを通して、何かスペシャルなものを与えたいと思っている」と語っている。

 メイウェザーにとっては2018年大晦日に「RIZIN.14」でキックボクシングの“神童”那須川天心(TARGET/Cygames)とエキシビションマッチで対戦して以来の舞台。来年2月28日には東京ドームで行われる格闘技イベント「MEGA2021」で日本のリングに上がることが発表されており、ポール戦はその1週間前に行われることになる。

「俺はこれまでのキャリアの中で何かを避けるということをしたことがなかった。ローガン・ポールとのエキシビションも俺にとっての1つのチャンスとなるんだ」とメイウェザー。異色マッチはどんな結末を迎えるのだろうか。(THE ANSWER編集部)