今回の九州地区大会で女子優勝に輝いた平良和己監督率いる沖縄尚学高等学校の…

今回の九州地区大会で女子優勝に輝いた平良和己監督率いる沖縄尚学高等学校の主将、伊賀上瑛穂(いががみあきほ)選手と、S1の堀江菜実(ほりえなみ)選手にインタビューを行った。【関連記事】近畿地区大会男子準優勝校 東山高等学校インタビュー【第43回全国選抜高校テニス大会】

●主将 伊賀上瑛穂さん

Q:優勝を飾った原動力は何でしたか?

「選手全員の絶対に勝つという強い気持ちはもちろん、応援してくれた仲間、サポートしてくれた方々への感謝も気持ちをプレーで示そうという思いが原動力となりました」

Q:チームの目指していることを教えて下さい。

「厳しい練習やトレーニングでもみんなで声を出して持ち上げることです」

Q:主将としてのチームを率いる上で、心がけていることがありますか。

「学年の枠を超えてコミュニケーションがとりやすい雰囲気をつくることでチームにとって多くのよい意見を出し合えるようにしています」

Q:今後の目標は何ですか。

「個々が今以上にレベルを上げて、チーム全体が成長し全国選抜では優勝を目指したいと思っています」

●S1 堀江菜実さん

Q:好きなプレースタイルは?

「ストローカー(フォアハンドでの攻撃と脚をいかしたデイフェンス)のプレースタイルです」

Q:S1の選手として一番得意なショットは何ですか?

「フォアハンドです」

Q:S1の選手として一番力を入れていることは何ですか?

「バックハンドストロークのストレートショットです」

Q:S1としてチームにどのように貢献していきたいですか?

「S1はチームで最初に試合に入るので、声を出してよい雰囲気で試合を進めチームに流れを引き込みたいです」

Q:あなたにとってテニスはどんな存在ですか?

「具体的に言うことは難しいですが、人としても成長させてくれる自分にとって大きな存在であることは確かです」

●平良監督からの総評コメント

「今年のチームは7名が1年生と、とてもフレッシュなチームです。元気と勢いはありますが経験不足は否めません。また、コロナの影響で2年生も団体戦をあまり経験していません。そんな中、初日の1回戦、2回戦はとても緊張がみられ全員が思うようなプレーが出来ずにいました。2日目以降は団体の緊張感にも少し慣れてきたのか、随所に良いプレーも見られ雰囲気もよくなってきました」

「決勝は県大会からシングルス3試合で勝ち上がってきたチームが相手でしたので、何とかシングルスで1勝できればと思っていました。1年エースの堀江が苦しい試合展開の中、そこで2年生のS2倉岡が相手1年生に気迫のこもったプレーで、序盤こそ苦戦したものの、終始圧倒し勝利をもぎ取ってくれました」

「全国に向けてはまだまだ全体的な個々のレベルアップが必ず必要だと痛感しました。シングルスはもちろん、ダブルス強化も図り、全国上位進出を目指し頑張りたいと思います」

沖縄尚学高等学校の女子テニス部の皆さん、優勝おめでとうございます。

サポートしてくれた方々への感謝も気持ちを原動力に、益々の個々のレベルアップを図り、目標に向かって頑張ってください!

全国選抜高校テニス大会 チーフアドバイザー宮崎愛伎代

※写真は沖縄尚学高等学校の皆さん

(©全国選抜高校テニス大会実行委員会)