テニス史に名を残す偉大なレジェンド選手である、元世界1位のアンドレ・アガ…

テニス史に名を残す偉大なレジェンド選手である、元世界1位のアンドレ・アガシ(アメリカ)。インド「Hindustan Times」紙のイベントに参加し、今なお男子テニス界のトップに君臨するBIG3について語った。【ハイライト動画】アガシVSサンプラス 1990年全米オープン決勝アガシがまず触れたのは、現在39歳で世界5位のロジャー・フェデラー(スイス)。アガシは彼が初めて対戦した時に、フェデラーが偉大な道を歩んでゆくことを確信したという。そして「フェデラーと対戦した日は、自分が史上最高の選手と対戦していることに気付いた日だった」と話した。

さらに、ナダルとジョコビッチについては次のように話している。

「私は、ナダルがベストの時のテニスに出会うことはなかったから、そのことには感謝しているよ。ノバクはどんなサーフェスでもプレーできて、勝つ力がある選手だ。それは大きなことであり、総合的に見てテニスでの勝者だ」

そのようにBIG3を高く評価するアガシ。自身もグランドスラム通算8度優勝を誇るが、「今の時代にプレーしていなくてラッキーだと思っているよ」と冗談交じりに現在の男子テニス界の厳しさを口にした。

一方で、徐々に進みつつある世代交代への期待ものぞかせている。

「ズベレフ、チチパス、ティーム。彼ら若い選手たちが迫って来ている。彼らは若いだけでなく、勝てると信じている。そのことが、私に世代交代があるだろうと思わせてくれるんだ」

(テニスデイリー編集部)

※写真は2009年「全仏オープン」でのフェデラー(左)とアガシ(右)

(Photo by liewig christian/Corbis via Getty Images)