今シーズン、悲願のグランドスラム初優勝を果たした世界3位のドミニク・ティ…

今シーズン、悲願のグランドスラム初優勝を果たした世界3位のドミニク・ティーム(オーストリア)。次世代No.1として期待される彼について、コーチのニコラス・マスー氏が語ったと、Tennis World USAが伝えている。【動画】ティームまさかの逆転劇!「別の惑星のテニスだ」ティームは今年の「全豪オープン」で準優勝すると、「全米オープン」ではグランドスラム22大会ぶりの新王者に輝いた。ツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」では2年連続で準優勝。また、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ロジャー・フェデラー(スイス)のBIG3からそれぞれ5勝を挙げた2人目の選手となり、世代交代を推し進めている。

ティームのコーチであり、男子シングルス元世界9位のマスー氏は「誰しもが勝者になろうとしているし、常に先のことを考えている」「これが我々の人生だ。常により上を望んでいるし、今のドミ(ティーム)も同じ状況だと思う」と話した。

2019年2月にコーチに就任したマスー氏。その頃ティームがやや伸び悩んでいた「クレーだけでなくハードコートでの戦い方も向上させること」を目的に招かれたという。

結果はすぐさま表れ始め、2019年シーズン序盤は「全豪オープン」2回戦敗退に終わるなど出遅れていたティームだったが、マスー氏がチームに加わってから1ヵ月後の3月、ハードコート大会の「ATP1000 インディアンウェルズ」でマスターズ初優勝。そして今シーズンのグランドスラム初優勝も、ハードコートの「全米オープン」だった。

そしてもう一つ注目すべき点として、ティームは2019年から2020年シーズンの直近2年、BIG3全員に対して勝ち越している。マスー氏は、ティームがもちろん将来の世界1位を見据えて日々励んでいることを話した。

「彼はすでにグランドスラムで1勝しているが、もちろんもっと勝つために努力している。そして、いつかランキングのトップに立つためにもだ」

(テニスデイリー編集部)

※写真は「Nitto ATPファイナルズ」でのティーム

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)