12月6日、一般社団法人日本プロ野球選手会(松田宣浩理事長=福岡ソフトバンクホークス)が、プロ野球選手をはじめとするアスリートの社会貢献活動を発信する新メディア「Player’s Plus」をオープンした。おもに選手の慈善活動や野球振興活動の取り組みを紹介し、“スポーツと社会の架け橋”をつくることを目的としている。

日本プロ野球選手会「Player’s Plus」はこちらから!

プロ野球選手会は、医療従事者などコロナ禍で尽力する人々を支援する「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金」(通称コロナ基金)にいち早く賛同し、支援を開始。その動きは多くのファンを巻き込むなど社会にも影響を与え、12月7日現在で8億円を超える寄付が集まっており、すでに153団体に対し162万枚のマスク給付、27万点の医療物資送付、4.9万人の子どもの支援(ひとり親家庭の支援を含む)、4.2万人への食糧支援など、様々な支援を実施している。

このコロナ基金の成功を機に、プロ野球選手会は選手の競技以外の部分、つまりグラウンドの外の「+α」の活動をより積極的に発信していくことでスポーツの価値をさらに高めるべく、本メディアを立ち上げる運びとなった。ちなみに、ロゴマークの「+」は星がモチーフになっており、グラウンドの外でもスターになれるようにとの思いが込められている。

選手会理事長の松田選手は、「コロナ基金が成功したからといって、それで終わりというわけではない。現にコロナ禍はまだ続いていますし、日本には自然災害のリスクが常にあるので、支援体制を継続させていく必要があります。プロ野球選手はプレーすることが第一ですが、社会に貢献したい思っている選手はたくさんいるので、Player’s Plusを通じてそんな選手たちの活動をしっかり発信していき、スポーツの力で支援の輪をさらに広げていけたら嬉しいです」と語った。

また、コロナ基金で旗振り役となった労働組合・日本プロ野球選手会会長の炭谷銀仁朗選手(読売ジャイアンツ)は、「コロナ基金を通じて、僕らが思っている以上に野球の力は大きいんだなと改めて感じました。Player’s Plusを通じて野球界だけでなくスポーツ界が一丸となり、僕たちの想像を超えるようなムーブメントが起こることを期待しています」と、新メディアにかける思いを述べた。

Player’s Plusの立ち上げを機に、大正製薬株式会社が選手会のゴールドパートナーに就任。同社マーケティング本部長兼企画部長の梅岡久氏は、「まずは活動を世の中の人に知ってもらわないと始まらないし、参加したいと思ってもその方法が分からないと叶わないので、多くの方がいろんな活動を知ることができる、そして、その空気感を味わえるメディアになってもらいたいです」と期待を寄せた。