「スポーツ界の名珍場面総集編」―1月、超イーグル逃したウッズに海外脚光 2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020…
「スポーツ界の名珍場面総集編」―1月、超イーグル逃したウッズに海外脚光
2020年も12月を迎えた。スポーツ界は新型コロナウイルスの影響を受けたが、感動を与えるスーパープレーから思わず笑う珍事まで、記憶に残るシーンも誕生。「名珍場面2020」と題し、今年を振り返る。今回は男子ゴルフのスーパースター、タイガー・ウッズ(米国)の悲劇のシーンだ。1月のファーマーズ・インシュランス・オープン。最終日の2番ホール、アイアンショットでカップイン……かと思いきや、跳ねたボールが再び外に。不運な一打をPGAツアーが動画で公開すると、320万再生を突破するなど大反響となった。
最終日恒例の赤黒のウェアに身を包んだウッズ。2番パー4だった。残り140ヤードの第2打。フェアウェーセンターからの狙いすましたアイアンショットはピンに向かって一直線。完璧な一打は手前で落下すると2度バウンドして、カップに入った。
スーパーイーグルだ! と誰もが思った次の瞬間だ。完全に一度はカップに入ったボールが、あまりの勢いに弾かれて手前に跳ね返ってしまったのだ。どよめきのような歓声。スーパーショットだが、ウッズは憮然とした表情を浮かべていた。
不運すぎる一打の実際の動画を、PGAツアーが公式ツイッターとインスタグラムで公開。「タイガー・ウッズの打球はホールに入ったと思ったら……戻ってきちゃった」とキャプションをつけて公開。ツイッターの再生回数は320万回を超えるなど大反響となり、海外ファンからも驚きの声が続々と上がっていた。
「ゴルフは残酷なゲームだよね……」
「こんなの見たことない」
「まじかよ!」
「俺もよくこういうこと起きるよ。タイガーの心中お察しするぜ……」
「むずむずする」
「ルールはどうなっているんだ?こんなのひどいよ!」
「インにカウントすべきだ!」
「アンラッキーだね! 俺の人生でも2度起きたことあるが」
この大会は通算9アンダーで9位。もしこれがイーグルなら、10アンダーで6位タイフィニッシュだったが、ウッズの正確な一打にファンは注目していた。(THE ANSWER編集部)