セリエA第10節、ローマvsサッスオーロが6日にスタディオ・オリンピコで行われ、0-0のドローに終わった。 前節、共…
セリエA第10節、ローマvsサッスオーロが6日にスタディオ・オリンピコで行われ、0-0のドローに終わった。
前節、共に“今季初黒星”を喫した3位のサッスオーロと、6位のローマによるバウンスバックを図る両者の上位対決。
ナポリとのデルビー・デル・ソーレで0-4の完敗となり、登録違反で敗戦扱いとなったヴェローナとの開幕戦以来の黒星となったローマは、直近のヨーロッパリーグ(EL)のヤング・ボーイズ戦で3-1の快勝を収め首位通過を決定。その一戦からは先発7人を変更。ジェコ、ムヒタリアン、ペッレグリーニら主力が復帰した。
互いに集中した入りを見せた中、最初の決定機はローマに訪れる。6分、カウンターからペドロのスルーパスに抜け出したムヒタリアンがボックス左まで持ち込んで左足のシュートを狙うが、これは枠の右に外れる。さらに、ローマは11分にもスピナッツォーラのドリブル突破からボックス内でルーズボールを収めたペドロが左足を振り抜くが、これは相手DFのブロックに遭う。
中盤でのボールの握り合いが続く中、サッスオーロは14分にペナルティアーク付近でパスを受けたロカテッリが豪快なミドルシュートを狙うが、これは惜しくも枠の右に外れる。
前半半ばから終盤にかけてはボールポゼッションの質で勝るサッスオーロが押し込んでベラルディを起点にアタッキングサードでアイデアを見せる。30分過ぎにはベラルディの斜めのスルーパスに抜け出したジュリチッチに絶好機も、ここはGKミランテの勇敢な飛び出しに阻まれる。
これに対してローマも得意のロングカウンターから相手ゴールに迫る場面を作り出すが、前半終了間際にアクシデントが発生。マキシム・ロペスのカウンターチャンスをファウルで止めたペドロにこの試合2枚目のイエローカードが掲示され痛恨の退場に。
さらに、45分には相手DFマルロンのトラップミスから決定機を作り出し、ボックス内での混戦から最後はムヒタリアンがゴールネットを揺らす。だが、オンフィールドレビューの結果、直前のプレーでジェコが相手DFの足を引っかけたとの判定でゴールは取り消しとなった。そして、一連の判定に猛抗議したフォンセカ監督が退席処分を言い渡される一幕も。
結局、数的不利を背負い0-0のイーブンで試合を折り返したローマは、ここから守勢の展開が予想されたが、意外にも立ち上がりから押し込む優勢な入りを見せる。
数的不利を感じさせない質の高いパスワークで相手を押し込むと、セットプレーの流れから幾度も相手ゴールに迫る。49分にはボックス右のジェコがファーに流れたボールをボレーで合わせるが、これはDFのブロックに遭う。さらに、59分にはボックス左で仕掛けたスピナッツォーラの折り返しをゴール前のジェコが身体ごと合わせるが、今度は右ポストを叩く。
その後も10人のローマペースで試合が進むが、ジェコやムヒタリアンの再三のシュートが決まらない。一方、後半に入って全くリズムを掴めないサッスオーロは73分、ジュリッチッチとボガを下げてハラスランとハメド・トラオレを同時投入。
すると、直後の75分にはそのトラオレのスルーパスに抜け出したハラスランがボックス手前から見事な右足のミドルシュートをゴール右隅へ突き刺す。デ・ゼルビ采配的中で先制かに思われたが、VARのレビューの結果、オフサイドの判定でゴールは取り消しとなった。
何とか失点を免れたローマは再び息を吹き返して直後にムヒタリアン、ジェコと鋭いカウンターから続けてゴールに迫るが、GKペーゴロのビッグセーブに遭う。その後、82分にはオビアンにスパイクされて痛めたペッレグリーニに代えてディアワラ、85分にはジェコに代えてマジョラルをピッチへ送り出す。
試合最終盤にかけてはより勝ち点3が求められるサッスオーロが攻勢を見せたが、試合終了間際にハラスランの左CKに飛び込んだブラビアのヘディングシュートは枠のわずか右に外れてしまい、試合はこのまま0-0でタイムアップ。
前半に退場者を出すなど微妙な判定に苦しめられながらも好調サッスオーロを圧倒してのドローとなったローマは、2戦ぶりの白星こそ逃したが、ナポリ戦の不甲斐ない戦いを払しょくする一戦となった。