米記者がギボンズ氏のプランを紹介「21年序盤にリゴンドーに狙い」 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)にKO勝ちを収め、来年迎える次戦の行方に注目が集ま…

米記者がギボンズ氏のプランを紹介「21年序盤にリゴンドーに狙い」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)にKO勝ちを収め、来年迎える次戦の行方に注目が集まっている。そんな中、4月に井上との3団体統一戦が新型コロナウイルスの感染拡大で中止となっていたWBO世界同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)のプロモーターがバンタム級戦線のマッチメークについて注目の発言に出ている。

 来年序盤のバンタム級戦線について伝えたのは、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のランス・パグミア記者。「ショーン・ギボンズから伝えられたが、ナオヤ・イノウエがIBF指名試合を対応する間、彼が手掛けるWBO世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロは2021年序盤にギジェルモ・リゴンドーに狙いを定めることになる」とツイートした。

 カシメロのプロモーターで井上陣営をこれまで挑発してきたギボンズ氏は、井上のIBF指名試合の対戦相手となる同級1位のマイケル・ダスマリナス(フィリピン)も顧客とする。井上はまずダスマリナスとIBFの指名試合を行い、その裏でカシメロは「ジャッカル」の異名で知られるWBA正規王者のリゴンドー(キューバ)と対戦すると、ギボンズ氏は語ったという。

 リゴンドーはバンタム級では五輪連覇の偉業を達成し、スーパーバンタム級では敵なしだったレジェンド。一方、ダスマリナスは33戦で30勝2敗1分の戦績を残している。フィリピン人選手2人を抱えるキーマン、ギボンズ氏の発言通りの展開になるのだろうか。(THE ANSWER編集部)