現在17歳のデイビットは、生後8ヶ月の時に半身不随と診断された。この病気は、小脳の右側と身体の左側に影響を与えた。7歳の…
現在17歳のデイビットは、生後8ヶ月の時に半身不随と診断された。この病気は、小脳の右側と身体の左側に影響を与えた。7歳の時、足の成長が正常ではなかったため、手術を余儀なくされ、正しく歩くことは非常に難しかった。彼が受けた手術は7時間以上続いた。
デイビットの母と叔母は、小児情緒ウェルネスプログラムへ参加をお願いしにバルサ財団へ行く事がいいアイデアだと考えた。彼らは、このような非常に複雑な手術を行ったデイビットが再び歩けるように希望と強さを取り戻すために彼の助けとなる理由を見つける必要があった。
2011年2月28日の朝、デビッドはギブスをはめ、車椅子での移動だったが、小児科医の診察があると思って目を覚ました。しかし、そこはFCバルセロナの練習場であるシウタ・エスポルティバ・ジョアン・ガンペールだった。彼はカルレス・プジョルをはじめ、レオ・メッシやダビド・ビジャ、チャビ・エルナンデスといったトップチームの選手たちと対面。彼にとって信じられないサプライズとなった。
その瞬間は、デイビットにとって人生で最も重要な瞬間だった。数年後には、その日の感情を忘れることができなくなっていた。
■定期的に歩き始めた
その日の直後、彼の母親は「デイビッドは定期的に歩くようになり、非常に真面目な理学療法士と一緒にリハビリをして、彼の姿勢がポジティブに変化したの。それは、医療チームでさえ驚くほどの変貌ぶりだったわ」と述べている。
それ以来、この7歳の少年は普通の生活を送るようになり、さらにサッカーもとても上手にプレーし、カタルーニャ選抜やスペイン脳性麻痺・脳障害者スポーツ連盟にも選ばれている。しかし、勉強のモチベーションが下がっている事を彼の母は心配していた。
そこで彼女は、再びバルサ財団を訪ね、カルレス・プジョルに息子を励まし、人生の新たなステージへのモチベーションが高まるように話をしてやってほしいと頼んだ。
■ビデオ電話
数日前、デイビッドはあるビデオ通話を受け取った。新たなサプライズ、彼のアイドルであるカルレス・プジョルとの会話だ。プジョルは非常に困難な時期を乗り越える助けとなった彼自身の個人的な経験とアドバイスで彼を励まし、モチベーションを高めた。
このような特別な時期のカルロス・プジョルからの電話は、パワーとポジティブの注入となった。プジョルは、これまでこの少年が歩んできた全ての道のりを忘れないように、そして諦めるなと要求した。
「自分を信じること、勉強し続けることがとても大切だ。魔法のおかげで、そのデイビッドは現在高校2年生」
バルサはデイビットが失っていた希望を取り戻してくれることを願っている。
■小児情緒ウェルネスプログラム
バルサ財団の小児情緒ウェルネスプログラムは、ポジティブな感情を強化することで、重篤な病気を抱えた子どもたちの情緒的な幸福を促進することを目的としている。
バルサ財団は、子どもたちの幸福に焦点を当てた新しいリソースやサービスの創出を通じて、カタルーニャ州の小児医療センターの病院環境を子どもたちのニーズに合わせて適応させることに尽力している。