“コービーモデル”のグラブでリングに「この試合を捧げたい」 ボクシングの元世界3団体ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏と28日(日本時間29日)、米ロサンゼルスのステープルズセンターで対戦した元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.氏(と…

“コービーモデル”のグラブでリングに「この試合を捧げたい」

 ボクシングの元世界3団体ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏と28日(日本時間29日)、米ロサンゼルスのステープルズセンターで対戦した元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.氏(ともに米国)。エキシビションマッチで結果は引き分けだったが、ジョーンズJr.が試合中に嵌めていたグラブが話題を呼んでいる。実際の画像を米メディアが公開。「大好きだ」「これはヤバい」などと米ファンの感動を誘っている。

 タイソンと8ラウンド戦い抜いたジョーンズJr.。最後はお互いを称えあった。試合中に嵌めていたグラブは紫と黄色でナックル部分にはコービー・ブライアントのイラスト入り。親指部分には背番号の「8」と「24」がデザインされている。

 今年1月に亡くなったコービーへの追悼の意味を込めたグラブ。米スポーツ専門誌「スポーツイラストレイテッド」公式ツイッターが実際の画像に「ロイ・ジョーンズJr.はコービー・ブライアントに敬意を表し、このグラブを着用して戦った」と添えて投稿すると、米ファンに感動が広がっている。

「これはクールだ」
「もしこれが販売されたら値段関係なく購入する」
「大好きだ」
「これはヤバい」
「とてもかっこいい」
「最高の振る舞いだね」

 ジョーンズJr.は試合後のインタビューで「コービー・ブライアントにも感謝を述べたい。この試合を捧げたい」などと話していた。特別な思いを持って上がったリングだったようだ。(THE ANSWER編集部)