パンデミックにより中断されてしまったテニスツアーも何とか再開され、観客こそ入れることはできなかったが、最終戦によりシーズンの幕を閉じた。今シーズンのハイライトと言えば、ラファエル・ナダル(スペイン)の「全仏オープン」13回目の優勝を挙げる人は多いだろう。ナダルの強さはある興味深い統計にも表れている。ウェブメディアEssentially Sportsが報じた。【動画】ティームまさかの逆転劇!「別の惑星のテニスだ」

その統計とはセカンドサーブポイント取得率だ。今シーズン10試合以上に出場した選手の、セカンドサーブポイント取得率トップ10を見てみよう。

1. ナダル 58.6%

2. ミロシュ・ラオニッチ(カナダ) 56.5%

3. ジョン・イズナー(アメリカ) 56.1%

4. ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン) 55.3%

5. 西岡良仁(日本/ミキハウス) 55.1%

6. フアン イグナシオ・ロンデロ(アルゼンチン) 55.0%

7. ダニール・メドベージェフ(ロシア) 54.8%

8. ステファノス・チチパス(ギリシャ) 54.4%

9. マッテオ・ベレッティーニ(イタリア) 54.3%

10.ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 54.3%

2位以下の選手たちが54.3%から56.5%の間に9人が入っていることを見れば、ナダルの58.6%という数字は頭一つ抜けている。ナダルは2位のラオニッチや3位のイズナーのような強烈なサーブは持っていない。それでこの高得点率は、彼の戦術の巧みさ、ベースラインでの手堅さの表れだろう。同じことは多分、5位に食い込んだ西岡良仁にも言える。

「全米オープン」に出場しないという大きな決断を下したナダルは、「全仏オープン」で1セットも落とすことなく、グランドスラム20回目の優勝を飾った。その決勝の第1セットをジョコビッチから6-0で奪い、セカンドサーブポイント取得率は66.7%を記録している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのナダル

(Photo by Shaun Botterill/Getty Images)