NHK杯で4位、ISUは会場の拍手に応える三原にも注目 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯は28日、大阪の東和薬品ラクタブドームで女子フリーが行われ、体調不良による休養から復帰した17年4大陸選手権覇者・三原舞依…

NHK杯で4位、ISUは会場の拍手に応える三原にも注目

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯は28日、大阪の東和薬品ラクタブドームで女子フリーが行われ、体調不良による休養から復帰した17年4大陸選手権覇者・三原舞依(シスメックス)が131.32点をマーク。合計194.73点と、久々の大舞台で4位に入った。演技後は感極まった表情を見せた21歳に、海外からは「何という復活」「彼女は妖精だ」などと称賛が寄せられている。

 堂々のカムバックだ。冒頭のルッツ―トウループの連続3回転ジャンプを成功。後半も3連続ジャンプを決めるなど目立ったミスなく競技を終えた。演技後は感極まった表情で、会場のファンからの拍手に両手を上げて応えた。

 見事な復帰となった三原に、海外からも称賛が送られている。国際スケート連盟(ISU)公式ツイッターは、演技直後は首位に立った三原について「ISUグランプリシリーズへのなんという復活! マイ・ミハラは現段階で首位!」と投稿。会場の拍手に応える動画も投稿し「マイ・ミハラのフリープログラムのあとの感動的なセレブレーション」とつづっている。

 ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者が運営する専門メディア「インサイドスケーティング」公式ツイッターも三原の演技に注目。「マイ・ミハラを見た私たちの確かな感想である。彼女は妖精だ。楽しそうに森の中を飛び回り、葉と共に舞っていたんだ」と演技を振り返った。

 同メディアは続けて「そして何より彼女は復帰できて嬉しそうだったし、私たちも同じ気持ちだ。おかえりなさい。最愛のマイ」と歓迎していた。27日のショートプログラム(SP)の演技直後には、ツイッターで「舞依ちゃん」がトレンド入り。復帰した姿が国内外から感動を呼んでいた。(THE ANSWER編集部)