ラ・リーガ・サンタンデール第11節レアル・マドリー対デポルティボ・アラベスの試合が現地時間28日にエスタディオ・アルフレ…

ラ・リーガ・サンタンデール第11節レアル・マドリー対デポルティボ・アラベスの試合が現地時間28日にエスタディオ・アルフレッド・ディ・ステファノで行われた。
キックオフ前には25日に逝去されたディエゴ・アルマンド・マラドーナに黙祷が捧げられた。
レアル・マドリーはミッドウィークにインテルを撃破。ヨーロッパのコンペティションでは重要な2試合に連勝して風向きを変えつつあるが、リーグ戦はここ2試合未勝利が続く。引き続きセルヒオ・ラモスとカリム・ベンゼマが負傷欠場、さらにダニ・カルバハルも怪我で再び離脱したチームは、リーガでも良い流れを継続したかったが、集中力を欠いた入りで早々に失点を喫した。
開始3分、マルセロがティボー・クルトワへのバックパスをミスしてコーナーキックを与えてしまう。このCKはファーサイドに流れたが、折り返しがナチョの手に当たってハンドの判定。ペナルティキックをルーカス・ペレスに決められて自らのミスでアドバンテージを与える格好になった。
思いもよらない形で先制点を得たアラベスは、コンパクトな陣形を敷いてカウンターを狙う。24分には思惑通りカウンターからL・ペレスがクルトワとの一対一を迎えたが、チップキックで肩口を抜こうとしたペレスのシュートは、左腕を出したベルギー人GKに阻止された。
ミスが多く、中央を閉めたアラベス守備陣を打開できないホームチームは、苦しいチーム状況に追い打ちをかけるかのようにエデン・アザールが足を痛めて交代。28分にロドリゴと代わってベンチに退いた。
セットプレーから活路を見出そうとするマドリーは、アラベスのミスから絶好機を迎えた。38分、不用意な持ち出しをしたセンターバックがマリアーノのプレッシャーを受けてボールロスト。入れ替わる形でボックス内に侵入したトニ・クロースは右足で低い弾道のシュートを放ったが、鋭く反応したGKパチェコにセーブされ決定機を逃した。
その後はマドリーが押し込んだものの、何とか凌いだアラベスがリードを保って前半を折り返した。
前半終盤の流れであればマドリーの得点も時間の問題かに思われたが、再びミスから追加点を献上した。49分、バックパスを処理したクルトワがビルドアップのパスをFWホセルに奪取され、無人のゴールに蹴り込まれた。クルトワは、ディフェンダーがブラインドになってホセルの存在に気付かず、安定感抜群の守護神が痛恨のミスから失点した。
リーダーシップとセットプレーで無類の強さを発揮するラモスも、クリエイティビティや決定力をもたらすベンゼマも、中盤にダイナミズムを加えられるフェデ・バルベルデもいないジダンのチームは明らかに迫力に欠けた。フィニッシュで完結できない攻撃は、アラベスのカウンターの餌食となり、60分以降にはペレスやホセルにビッグチャンスを与えた。これはクルトワの好守とシュートミスに助けられた。
ジダン監督はイスコやウーデゴールを投入して局面を打開しにかかるが、流れの中から得点は生まれず。86分にコーナーキックの流れからカゼミロが押し込んで1点を返したが、最後はイスコにもチャンスがあったものの、アラベスに守り切られて苦杯をなめた。
金星献上のレアル・マドリーは早くもリーグ3敗目、上位追走に失敗した。対するアラベスは、バルセロナやバレンシアと引き分けるなど4戦無敗を維持すると、敵地で王者を撃破して3ポイントを奪取している。
レアル・マドリー 1-2 デポルティボ・アラベス
5分(PK):ルーカス・ペレス
49分:ホセル
86分:カゼミロ