ブンデスリーガ第9節、ウニオン・ベルリンvsフランクフルトが28日に行われ、3-3で引き分けた。ウニオン・ベルリンのMF遠藤渓太は欠場し、フランクフルトのMF鎌田大地はフル出場、DF長谷部誠はベンチ入りも出場機会はなかった。 前節ケルン戦…

ブンデスリーガ第9節、ウニオン・ベルリンvsフランクフルトが28日に行われ、3-3で引き分けた。ウニオン・ベルリンのMF遠藤渓太は欠場し、フランクフルトのMF鎌田大地はフル出場、DF長谷部誠はベンチ入りも出場機会はなかった。

前節ケルン戦を競り勝って3連勝とした6位ウニオン・ベルリン(勝ち点15)は、前々節の試合でハムストリングを痛めた遠藤が引き続き欠場となった。

一方、前節ライプツィヒ戦を引き分け5試合勝利のない11位フランクフルト(勝ち点11)は、鎌田が開幕から9試合連続スタメンとなった一方、長谷部が前節に続いてベンチスタートとなった。

試合は開始2分に動く。左クロスをGKトラップがファンブルしたところをアンドリッヒが詰めてウニオンが先制した。

さらに4分、鎌田のボールロストからショートカウンターを受けると、ボックス内に侵入したタイウォがヒンテレッガーに倒されてPKを獲得。このPKをクルーゼが決めてウニオンに追加点が生まれた。

2点をリードしたウニオンは自陣に引いてカウンターを狙う展開とすると、11、15分とタイウォが決定的なシュートを浴びせて主導権を握り続ける。

フランクフルトの反撃は24分。ボックス左からコスティッチが決定的なシュートを放つと、27分に1点を返す。敵陣でボールを奪った流れから鎌田の右クロスをファーサイドのアンドレ・シウバが詰めきった。

鎌田のアシストで反撃の狼煙を上げたフランクフルトは36分、左サイドからのコスティッチのFKをニアサイドのアンドレ・シウバがバックヘッドでうまく逸らしてゴールに流し込み、一気に同点とした。

迎えた後半、52分にドストのヘディングシュートで逆転ゴールに迫ったフランクフルトだったが、その後は膠着状態に陥る。

そんな中79分にフランクフルトが逆転する。鎌田がスルーパスに抜け出してボックス右に侵入。クロスを入れ、ドストが合わせた。

鎌田の2アシスト目で逆転したフランクフルトだったが、87分に追いつかれる。ボックス手前中央のクルーゼがミドルシュートを叩き込んだ。

このまま3-3で終了。鎌田が2アシストと活躍したフランクフルトだったが、3-3の引き分けに終わり、6戦勝利なしとなっている。