遂に明日対戦、タイソンは真っ向勝負宣言 ボクシングの元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.氏は、28日(日本時間29日)に元世界3団体ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏(ともに米国)とのエキシビションマッチに臨む。27日(同28日)には…

遂に明日対戦、タイソンは真っ向勝負宣言

 ボクシングの元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.氏は、28日(日本時間29日)に元世界3団体ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏(ともに米国)とのエキシビションマッチに臨む。27日(同28日)には両者が対面。ジョーンズはタイソンについて「彼は若返った」などと話し、警戒しているようだ。米メディアが報じている。

 27日の前日計量ではタイソンが220.4ポンド(約99・97キロ)、ジョーンズは210ポンド(約95・25キロ)だった。フェイスオフでは約20秒間のにらみ合い。50代とは思えない体つきの2人は言葉こそ交わさなかったようだが、緊張感ある雰囲気を醸し出していた。

 対戦を翌日に控えたジョーンズの言葉を伝えているのは米紙「USAトゥデー」だった。この日、タイソンの鍛え上げられた肉体を目の当たりにした51歳は「彼は若返った」となどと話し、警戒しているという。

 タイソンは2005年を最後にリングから離れていたものの、SNS等で公開しているトレーニング動画ではすさまじいパワーを披露している。ジョーンズは「彼は15年間ボクシングから離れていた。ボクシングのない寂しさを知っている。彼はいま、自分が持っていたものを取り戻そうとしている。彼はかつて成し遂げてきたものを取り戻そうと強く望んでいるんだ」とタイソンのリング復帰に懸ける思いを感じ取っているようだ。

 同紙によると、54歳のタイソンは「面白い試合になるだろう。俺はファイターであり、彼もファイターだ。互いに強打を放ち合う」と真っ向勝負を宣言しているという。50代のレジェンド2人は、どんな戦いを見せてくれるだろうか。(THE ANSWER編集部)