65.74点をマーク、1番滑走で堂々の演技 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯が27日、大阪の東和薬品ラクタブドームで開幕。女子ショートプログラム(SP)では全日本ジュニア女王の松生理乃(中京大中京高)が65.7…
65.74点をマーク、1番滑走で堂々の演技
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦・NHK杯が27日、大阪の東和薬品ラクタブドームで開幕。女子ショートプログラム(SP)では全日本ジュニア女王の松生理乃(中京大中京高)が65.74点をマーク。4位につける大健闘を見せた16歳に、海外からも「大阪で輝かしいパフォーマンス」などと称賛の声が寄せられている。
1番滑走で堂々の演技を見せた。ピンクと紫の衣装で大舞台に臨んだ松生。冒頭から3回転ルッツ、ダブルアクセルを成功。後半では3回転フリップ―3回転トウループの連続ジャンプを見事に決めた。演技を終え、リンクを降りると安堵の笑顔を浮かべた。緊張するトップバッターで65.74点をマークし、存在感を見せつけた。
GPシリーズで躍進したジュニア女王に、海外からも称賛が送れている。国際スケート連盟(ISU)公式ツイッターは、演技冒頭で軽やかに滑る松生の動画を公開。文面では「なんというスタートだ! リノ・マツイケは大阪で始まったショートプログラムで、輝かしいパフォーマンスを見せた」とつづられている。
また、米国の名物記者ジャッキー・ウォン氏も自身のツイッターで「競技会の始まりを飾るファンタスティックな滑りだ。マツイケによるとても流れるようなジャンプ」と注目し、16歳の演技を称えていた。28日のフリーではSP首位の坂本花織(シスメックス)ら先輩スケーターと同じ第2組で滑る松生。さらなる躍進を狙う。(THE ANSWER編集部)