21日、ソフトバンクの武田翔太が5000万円アップの推定年俸1億2000万円で契約を更改。プロ入り5年目のオフに大台突破を果たした。■8敗に反省も忘れず、「いい調子を続けることが難しかった」 21日、ソフトバンクの武田翔太が5000万円アッ…
21日、ソフトバンクの武田翔太が5000万円アップの推定年俸1億2000万円で契約を更改。プロ入り5年目のオフに大台突破を果たした。
■8敗に反省も忘れず、「いい調子を続けることが難しかった」
21日、ソフトバンクの武田翔太が5000万円アップの推定年俸1億2000万円で契約を更改。プロ入り5年目のオフに大台突破を果たした。
今季は27試合に登板し、14勝8敗、防御率2.95。2年連続の2桁勝利をマークして、ソフトバンクの先発の柱へと成長した。
「リーグ優勝できずに悔しい1年。大事な試合で勝てなかったことを反省するしかないが、それを来年にいい形でつなげるようにしたい。自分でももったいないという感覚がある」
さらに今季を「実力のなさを感じた」シーズンだと語る。
■開幕投手を「狙いにいく」
「いい調子をずっと続けることが難しく、そのままいってしまった。そのモヤモヤを一度リセットして、また新しい形で臨みたい」
来季に向けては「タイトルも狙いたいが、それ以前にやるべきことをやるだけ。毎試合集中してやりたい」と語る。個人の数字の目標としては「200イニングと防御率で2点台を切ること」を掲げた。
「完投も大事だが、全体的に長いイニングを投げられるようにしたい。そのためには信頼されることも必要。パワーアップ、スキルアップを目指していく」
来季は開幕投手を「狙いにいく」という武田。その開幕投手を争うであろう和田毅とともに、左右のエースとしてチームの日本一奪還を目指す。
藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura