体を絞ったタイソンが1週間後の注目マッチへ自信 ボクシングの元世界3団体ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏は、28日(日本時間29日)に元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.氏(ともに米国)とのエキシビションマッチに臨む。1週間後の本番…

体を絞ったタイソンが1週間後の注目マッチへ自信

 ボクシングの元世界3団体ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏は、28日(日本時間29日)に元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.氏(ともに米国)とのエキシビションマッチに臨む。1週間後の本番へ向けて、仕上がった体が話題を呼んでいるレジェンドだが、本人も自信満々に「この体を見てくれ。最後にこの体重になったのは17歳か18歳の時だ」と豪語しているという。英メディアが報じている。

 タイソンは本気なのだろう。現役を引退後、激太りした時期もあったが、久しぶりのリング復帰へ向けてきっちりと体を絞ってきた。最近撮影された姿は54歳とは思えない筋肉質なボディー。きっちりと仕上げてきた。

 本人もジョーンズJr.戦へ向け、コンディション面には大いに自信を持っているようだ。英ラジオ局「トークスポーツ」では、異業種のスーパースター、ラッセル・ウィルソン(シーホークス)のYouTube「デンジャー・シリーズ」に出演した際の意気込みを伝えている。

「ロイ・ジョーンズJr.との戦いを1週間後に控えたマイク・タイソンは上半身裸で力こぶを見せながら、肉体の変化も披露した」と見出しを打った記事では2人のやり取りを紹介している。

現在の体重について「最後にこの体重になったのは…」

「これから先の2週間はどうだい? 準備はできているか? 燃え上がっているか? 年老いたマイク・タイソンを見ることになるのか?」とウィルソン氏に聞かれたタイソン。するとヘビー級のレジェンドは笑顔でこう返したという。

「この体を見てくれ! 俺はビューティフルベイビーだ。最後にこの体重になったのは17歳か18歳の時だ。俺は取り組んでいること全てに幸せを感じている。自信もあるし、自己肯定感も高いんだ。アメージングだ。説明する言葉が見つからないが、準備は出来ている」

 記事によると、タイソンが1985年に18歳でデビューした当時の体重は15.3ストーン(約97.2キロ)だったという。別の海外メディアでは引退後、21ストーン(約133キロ)を超えたこともあったというから、最低でも35キロは絞った計算になる。

 肉体改造には成功したタイソン。ヘビー級離れしたスピードとパワーでKOの山を築いた全盛期の姿にどこまで近付けるのか。本番のゴングまであと1週間だ。(THE ANSWER編集部)