パリ・サンジェルマン(PSG)相手に大逆転勝利を収めたあと、モナコの元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが試合を振り返…

パリ・サンジェルマン(PSG)相手に大逆転勝利を収めたあと、モナコの元スペイン代表MFセスク・ファブレガスが試合を振り返った。

20日に行われたリーグ・アン第11節、モナコは8連勝中のPSGとホームで対戦した。2連勝中のモナコだったが、前半だけでFWキリアン・ムバッペに2点を奪われる苦しい展開に。

しかし、後半からセスクを含めた2枚の交代カードを切ると、52分にFWケビン・フォラントのゴールで1点差に。65分には味方のクロスに飛び込んだセスクのアシストをフォラントが押し込んで同点に追いついた。

そして84分、高い位置でディアロからボールを奪ったフォラントがそのディアロに倒されPKを獲得。これをセスクが決めて、2点差から大逆転勝利を収めた。

その原動力となったセスクは試合後、フランス『Telefoot』の取材で「勝つ方法を知っていた」とコメント。相手の過密日程が逆転の鍵になったと話している。

「(ハーフタイム中に)1点を返せばPSGにプレッシャーをかけられると期待していた。彼らに火曜日(24日)にライプツィヒ(チャンピオンズリーグ)とのタフな試合が控えていることはわかっていたからね。だから後半は彼らのプレスが弱まると予想していたんだ」

「そういう試合の進め方を僕は知っている。その経験もあるしクオリティもある。冷静に機会を伺っていたんだ。今日の僕のプレーは(勝利に)不可欠なものだった」

「ほとんどの選手が代表から帰ってきたばかりで、PSGにとってはかなり難しい試合だっただろうね。これで火曜日の試合も負けたらベスト16進出は厳しくなる。おそらく、多少なりとも彼らの頭の中は火曜日に向いていたのだろう。そういう隙を僕らは突けたんだ」