ITTFファイナルズ<11月19~22日/中国・鄭州> 大会2日目の11月20日、男子シングルス1回戦で丹羽孝希(スヴェンソン/世界ランク13位)が2017年アジアカップ覇者の林高遠(中国/同5位)にゲームカウント0-4で敗れた。



国際大会では丹羽の3勝6敗。ジュニア時代は互角の戦いを見せながらも現在は4連敗中であり、ここは一矢報いたい試合だった。

足を止めての打ち合いが多かった第1ゲームは9-9まで競り合うが、林に切れ味鋭い両ハンドで2本決められて9-11で先制され、第2ゲームはフットワークも見せ始めた林の連続攻撃に、3-11と一方的に落とす。

第3ゲームは打ち合いで常に先へ仕掛けて得点する林に対し、丹羽は打開を図れないまま4-11で失い、第4ゲームは丹羽がバックの打ち合いで優位に立ち、5-5から長短のサーブで2本取るも、ラリー力に勝る林に5連続ポイントされ、9-11で奪われて敗れた。

なお日本勢は男女6人が登場したが、1回戦を突破したのは伊藤美誠(スターツ)のみ。伊藤は日本の期待を背負って、準々決勝で王芸迪(中国)と対戦する。

林高遠 PHOTO:@ITTFWorld

【ITTFファイナルズ】
<男子シングルス1回戦>
丹羽孝希 0-4 林高遠(中国)
9-11/3-11/4-11/9-11