13人のパネリストがそれぞれ順位付け、9人がクロフォードを1位選出 米スポーツ専門局「ESPN」は18日(日本時間19日…

13人のパネリストがそれぞれ順位付け、9人がクロフォードを1位選出

 米スポーツ専門局「ESPN」は18日(日本時間19日)、ボクシングのパウンド・フォー・パウンド(PFP)最新版を発表。4度目の防衛に成功したWBO世界ウェルター級王者のテレンス・クロフォード(米国)が1位をキープ。一方でWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者井上尚弥(大橋)も3位で変わらなかった。

 PFPとは全17階級あるボクサーの実力を比較し、体重差がなかった場合の最強選手をランキング化したもの。複数の海外メディアが独自にランク付けを行っているが、ESPNは13人のパネリストの投票により決定。1位なら10ポイント、2位なら9ポイントとそれぞれが順位付けしたポイントの総合計で決まる。

 1位は前回同様クロフォードとなった。14日(日本時間15日)に元IBF同級王者ケル・ブルック(英国)に4回途中TKO勝ち。圧巻の内容で4度目の防衛を飾ったことが評価され、13人中9人が1位に投票している。

 一方で井上は10月31日(日本時間11月1日)に米ラスベガスでジェイソン・マロニー(オーストラリア)を撃破。前回の3位からの上昇も期待されたが、順位は変わらなかった。

 2位は12月19日に米テキサス州でWBA世界スーパーミドル級スーパー王者カラム・スミス(英国)との対戦が決まったカネロこと、世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)となった。

井上はマロニーに完勝も「まだPFPトップ10の選手を倒していない」

 井上の寸評では「カネロが1位を狙うにあたって、ライバルとなってくるクロフォードとバンタム級の王者のナオヤ・イノウエはまだPFPのトップ10の選手を倒していない」と言及している。軽量級では異例の上位にランクする井上。近い階級でトップ10に入る選手が少ないため、仕方のないことだが、同局は「ナオヤ・イノウエはジェイソン・マロニーを相手に、支配的な勝利を見せた。しかし、2位のアルバレスを追いやるほどではなかった」としている。

 PFPの本家で権威ある米専門誌「ザ・リング」はカネロが1位で井上が2位。クロフォード戦後はまだ更新されていない。

【ESPN最新版PFPトップ10】※順位は前回から変動なし
1位 テレンス・クロフォード(米国)
2位 サウル・アルバレス(メキシコ)
3位 井上尚弥(日本)
4位 エロール・スペンスJr.(米国)
5位 テオフィモ・ロペス(米国)
6位 ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)
7位 オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)
8位 タイソン・フューリー(英国)
9位 ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)
10位 ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)(THE ANSWER編集部)