来年2月に東京Dで日本人と対決、メイウェザーに英注目 ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏(米国)に…
来年2月に東京Dで日本人と対決、メイウェザーに英注目
ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏(米国)について、英紙が「金欠」と指摘している。来年2月28日に東京ドームで行われる格闘技イベント「MEGA2021」で日本人と戦う予定の43歳。英紙は「批評家たちはそう見ている」とした上で「意見を一蹴した」と伝えている。
メイウェザーの記事を掲載したのは、英紙「デイリーメール」だった。「フロイド・メイウェザー、日本でのカムバックは金欠のためとの意見を一蹴…現金で100万ポンド(約1億3800万円)を持ち歩いていると発言」と報道。「輝かしいキャリアで10億ドル以上を稼いだボクシング界のレジェンドが、来年2月28日に東京に戻って戦うと発表した」と説明している。
「マネー(金の亡者)」の愛称で50戦無敗を誇るレジェンドは、現役時代に10億ドル(1040億円)も大金を稼ぎだしたという。2018年大晦日には、「RIZIN.14」でキックボクシングの“神童”那須川天心(TARGET/Cygames)とエキシビションマッチで対戦。3分×3回のボクシングルールで初回2分19秒の圧勝劇を演じ、ファイトマネーは10億円と言われていた。
那須川戦以来2年2か月ぶりのリングはまたも日本だ。しかし、記事では「批評家たちは、43歳が金銭的な問題を抱えているのではないかと見ている」と説明。「それこそが、引退を撤回してMMA(総合格闘技)のイベントに出ることを決意した理由だ」と指摘している。
米紙に語ったメイウェザーの反論とは
明確な根拠については記されておらず、定かではないが、同紙は「メイウェザーは批評家たちの主張を一蹴。自身が現金100万ポンドを持ち歩くほどの金持ちだと言った」と記載。メイウェザーが米紙「USAトゥデー」に語った言葉を引用してこう伝えている。
「資産4億2500万ポンド(約585億円)とも言われるメイウェザーは、USAトゥデーに対し『言いたいように言わせておけ。そういうことだろう?』と語っている。『興行に出ることに誰かから何かを言われる筋合いはない。おやおや、フロイドは金が必要なんだなと他人に言われたくない。俺は大丈夫だ。俺はグレートだ。調子よくやってるよ。俺はおそらく130万ドル(100万ポンド)を持っている。俺はフロイド“マネー”メイウェザーだ』」
指摘を一蹴した無敗の元5階級制覇王者。来年のリングは注目を集めるのだろうか。(THE ANSWER編集部)