今年の「全米オープン」で悲願のグランドスラム初優勝を遂げたドミニク・ティーム(オーストリア)。ティームはそれまでに3度グ…

今年の「全米オープン」で悲願のグランドスラム初優勝を遂げたドミニク・ティーム(オーストリア)。ティームはそれまでに3度グランドスラム決勝に進出し、3度敗退していた。初の栄冠で自信を深めたティームが、昨年準優勝したシーズン最終戦の展望を語った。Tennis World USAが報じている。【動画】奇跡の大逆転劇!決勝に相応しい最高の試合!ティームvsズベレフ/全米OP男子決勝&表彰式

現在世界ランキング3位のティームは、「全米オープン」決勝で世界7位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に最初の2セットを奪われながら追いつき、最終セットタイブレークの末に勝利を手にした。ズベレフについてティームは語る。

「僕にとってズベレフは、ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)を除けば最もタフな相手だ。お互いのプレースタイルが、お互いにとってすごくいやな相手だと思う。彼はサーブとリターンがとてもいいから、戦略を立てるのが難しいんだ。“全米オープン”では勝てたけど、次の対戦が怖いよ。もちろん、楽しみでもあるけどね」

またティームは、「ATP1000 パリ」決勝でそのズベレフをストレートで破ったダニール・メドベージェフ(ロシア)を賞賛。「パリで好調を見せつけたメドベージェフは、最終戦の本命の一人となったと思う。決勝の最後の方は、完璧なプレーだった」

さらにティームは、忘れてはいけない選手としてアンドレイ・ルブレフ(ロシア)の名前を挙げた。ルブレフは2020年中好調を保ち、今シーズン最多である5つのタイトルを獲得している。

「どんな大会でもナダルとジョコビッチは大本命だけど、ルブレフもかなりチャンスがあると思う。今年はずっと好調だけど、特にパンデミックによる中断の後ツアーが再開してからは、更に調子を上げている」

だがもちろん今年3大会しかなかったグランドスラムのうちの1つを制したティーム自身も、優勝候補の一人だろう。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」でのティーム

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)