15日に開幕する、男子テニスツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月15日~11月22日/室内ハードコート)。世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が大会…

15日に開幕する、男子テニスツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月15日~11月22日/室内ハードコート)。世界1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が大会前の記者会見で意気込みを語った。【実際の写真】最終戦出場者8人が勢揃い!クールな集合写真

ジョコビッチはツアー最終戦には、今年で3年連続13度目の出場となる。過去の同大会優勝回数は5回で、これはロジャー・フェデラー(スイス)の6回に次ぐ史上2番目の多さだ。

また今シーズンはここまで39勝3敗という強さを誇り、すでに年末1位が決まっている。ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、ジョコビッチは「年末1位が確定した状態で今大会に入ってきているので、多少プレッシャーから解放されていることは間違いない」と話した。

「それでも、この大会で達成したいことや自分がここにいる理由は変わらないんだ」「僕はプレーする全ての試合で勝ちたいし、トロフィーを手に入れたいと思っている。そして、ここにいる誰よりもこの大会のトロフィーが欲しいんだ」

ジョコビッチはグループ「東京1970」で、世界4位ダニール・メドベージェフ(ロシア)、世界7位アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、世界9位ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と同組に。16日の初戦は、シュワルツマンと対戦する。

ジョコビッチは「ディエゴは今年絶好調で、彼のキャリアで最高のシーズンだった」「彼を大いにリスペクトしている。手ごわい相手であり、ツアーで最も速い選手の1人だ」と話し、初戦に向けて警戒している。

また、同組の他の面々についても次のように話した。

「ズベレフとメドベージェフは、おそらくインドアの大会では誰よりもベストな状態なんだ」「彼らは背が高くて、ビッグサーブやコート後方からの武器を多く持っている」「インドアであのように戦う彼らに勝つためには、最高の状態で臨まなければならない」

(テニスデイリー編集部)

※写真は「Nitto ATPファイナルズ」大会前練習でのジョコビッチ

(Photo by TPN/Getty Images)