男子ワールドカップ<11月13~15日/中国・威海> 大会2日日の11月14日、男子シングルス1回戦で東京五輪代表の丹羽孝希(スヴェンソン/世界ランク13位)が2018韓国オープン三冠覇者のチャン ウジン(韓国/同18位)にゲームカウント3-4で敗れた。



2013年世界ジュニア王者でもあるチャンは韓国代表で主軸の25歳。国際大会で唯一戦った2017年アジア選手権で丹羽は1-3で敗れており、雪辱を果たしたい一戦だった。

気合を表に出し、足を動かして強打を放つ韓国選手らしい卓球のチャンと、それをいなすようにプレーする丹羽との戦いは第1ゲームから接戦に。最後は丹羽の回り込みフォアドライブで13-11で先制する。

第2ゲームは攻めにミスが出ないチャンに4-11で取り返されるが、第3ゲームはサーブで崩しての攻撃に、技ありの飛びつきカウンターも2度飛び出した丹羽が14-12で奪取する。

第4ゲームも丹羽が要所で相手のフォアやミドルを突いて11-8で取るが、第5ゲームは接戦の末に、最後はチャンのサービスエースが決まり9-11で落とす。

第6ゲームも丹羽が3-0とするが、チャンがタイムアウトを取ったあとは両ハンドの打ち合いで押されて7-11で失い、第7ゲームも競り合うが、最後はチキータをネットにかけた丹羽が10-12で取られて敗れた。

丹羽にとって8ヶ月ぶりの国際大会。強敵との1回戦を勝ち上がることはできなかった。

チャン ウジン PHOTO:@ITTFWorld

【男子ワールドカップ】
<男子シングルス1回戦>
丹羽孝希 3-4 チャン ウジン(韓国)
13-11/4-11/14-12/11-8/9-11/7-11/10-12