レオ・メッシがレフェリーに激怒するのは普通のことではない。アルゼンチンのスター選手は、キャリアを通して常にファウルを受け…

レオ・メッシがレフェリーに激怒するのは普通のことではない。アルゼンチンのスター選手は、キャリアを通して常にファウルを受けてきたが、常に自分の仕事に集中してきた。
だが、彼は12日に行われたカタールW杯南米予選のパラグアイ戦(1-1)で、主審を務めたブラジル人審判ラファエル・クラウス氏に腹を立てずにはいられなかったようだ。
同主審は21分、MFミゲル・アルミロンに対するDFルーカス・マルティネス・クアルタのプレーをファールとジャッチし、パラグアイ側のPKを宣告した。
この判定にメッシは異論を唱えたが、結局ペナルティキックをアンヘル・ロメロが決めて、パラグアイが先制に成功する。(0-1)
その後、コーナーキックの流れからMFニコラス・ゴンサレスがヘディングで同点弾をマークし、アルゼンチンが追いつくと57分にメッシが見せ場をつくる。
MFロ・チェルソのラストパスに反応したメッシがペナルティエリア内からシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。
しかし、このシーンの直前にアルゼンチン側のファウルがあったと判定され、VARの結果ゴールは取り消される。
最終的に、同一戦はこのまま終了(1-1)。アルゼンチンは決定機を決めきれず、勝ち点3を獲得することが出来なかった。
メッシは自身のゴールが取り消されたあと、ラファエル・クラウスへ「2度もやってくれたな」と激怒し、アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督も同レフェリーに対して、「不名誉だ」と叫んでいた模様。
アルゼンチン側にとってはフラストレーションが溜まる一戦だったに違いない。