現地13日の「ATP250 ソフィア」(ブルガリア・ソフィア/11月8日~11月14日/室内ハードコート)大会6日目。男子シングルス準決勝で、世界44位で19歳の成長株ヤニク・シンネル(イタリ…

現地13日の「ATP250 ソフィア」(ブルガリア・ソフィア/11月8日~11月14日/室内ハードコート)大会6日目。男子シングルス準決勝で、世界44位で19歳の成長株ヤニク・シンネル(イタリア)が第5シードのアドリアン・マナリノ(フランス)を6-3、7-5で破り、自身初のツアー決勝へ進出した。【実際の映像】シンネルの才能あふれるハーフボレー!

シンネルは昨年の「Next Gen ATPファイナルズ」優勝者。2018年年末は551位だったが、2019年年末には78位、そして現在は44位と大幅な成長を遂げている。今年の「全仏オープン」では19歳でベスト8にまで進出した。

この試合では、各セット1本ずつしかチャンスを作れなかったものの、どちらもブレークに成功。ピンチは3本ともしのぎ、3度目の準決勝にして、初めて決勝へ駒を進めた。

ATP(男子プロテニス協会)によると、シンネルは「彼は良いサーブをしていた。どうやってリターンするか考えなければならなかったし、彼を少しでも動かさなければならなかった」「今日はコートでの調子が良かったし、今年初めて決勝を戦うことができて嬉しい。明日が楽しみだよ」と語っている。

シンネルは決勝で、当時18歳の錦織圭(日本/日清食品)が2008年にデルレイビーチ大会で優勝を飾って以来の若さでの優勝を目指す。

決勝では世界74位のバセック・ポスピショル(カナダ)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP250 ケルン」でのシンネル

(Photo by Mario Hommes/DeFodi Images via Getty Images)