日本代表の森保一監督が13日、1-0で勝利したパナマ代表との国際親善試合を振り返り、記者会見に臨んだ。 ◆森保一監督(日…

日本代表の森保一監督が13日、1-0で勝利したパナマ代表との国際親善試合を振り返り、記者会見に臨んだ。

◆森保一監督(日本代表)

――遠藤の投入で流れが変わったと思うが、その狙いと変化について

「試合の流れを見ながらでしたが、元々後半から出場させるつもりでいた。前半なかなかボールをうまく動かせなかった中、彼が入ってディフェンスラインから、サイドからボールを受けて起点となり、流れが変わったと思う。バランスの部分でもセカンドボールを拾えたり、球際の部分でも全体の良さが出せるようになったと思う」

――立ち上がりと終盤の15分について

「入りの15分については選手たちはアグレッシブにプレーしようとしていたと思う。3バックをトライしたこと、選手を大幅に入れ替えたことで、確認しながらのプレーになったと思う。合わない中でもトライはしてくれた。終盤の15分については相手が一人少ない中、カウンターのチャンスがあったにも関わらず、追加点を取れなかったのは課題だと思う」

――前半と後半の変化が大きかったと思うが、遠藤の投入以外で指示したことは

「まずは遠藤の投入で彼の特長が生きてチームの流れが良くなったと思う。ただ、前半もディフェンスラインからボールを運べるようになってきてはいたので、よりボールを動かしながら前線にボールを付けていこうと。シャドーに入った時にお互いの意思疎通をはっきりしようと伝えた。あとは自分たちのやるべきことを勇気を持ってやり続けようと伝えた」

――選手の人選によって内容がかなり変わっていると思うが

「合わないからこそ、選手たちにはプレーする機会を持ってもらい、全体を合わせていきたいと思っている。チーム力を付けるには経験の浅い選手たちに出場機会を与え、経験のある選手たちと共に強い相手と戦っていくことが、全体の底上げにつながると思う。合わないからダメだではなく、できないことをできるようにするために選手たちは前向きにチャレンジしてくれている。私としては経験の浅い選手たちがピッチ上でトライできるように、選手起用の工夫をすることが私のチャレンジだと思う」

――南野への縦への一本が多かったと思うが

「どう相手のゴールに向かっていくかというトレーニングをしているが、優先順位としてまずはボールを奪った瞬間に速攻を仕掛けるということ。相手の背後を取れる場面であれば、マイボールを繫ぐよりも背後を取ることを伝えている。ただ、それ一辺倒になると読まれてしまうので、その際はボールを繫いで揺さぶることを伝えている」

――10月のシリーズで起用されなかった三好と板倉、また久々の招集となった橋本と浅野の評価について

「板倉はフローニンヘンでレギュラーとしてプレーしていて十分プレーできると思っていた。まだまだ早い判断でより相手の嫌がるプレーができると思うが、経験値のある吉田とディフェンスラインで共にプレーすることで、成長に繋がるプレーができたと思う。

「橋本は前半のみの出場だったが、所属チームでは1つ前でプレーをしている。チームの戦術の違いで戸惑いはあったと思うが、何とか積極的に自分の良さを出そうとしてくれたと思う。今後に期待したい」

「三好は前回、チームでちょうど試合に出始めた頃だった。そして所属チームに戻り、リーグ戦やヨーロッパリーグで試合に出続け、ポジションは違ったが、彼の良さを発揮していたので今日起用した。十分に彼の持っている起点になるチャンスメークの部分では力になってくれたと思うが、もっとプレーの判断のスピードを上げること、試合を仕留める場面での決定力の部分でまだまだ上げてもらいたいと思っている」

「浅野はチームが勝っている中、相手が前がかってくるところをスピードを生かして最適なプレーをしてくれたと思う。特長を十分出してくれた。所属チームではトップやサイドハーフでプレーしているが、今日の試合でも良さを出しくれた。ただ、三好と同じで決定機はあったので、そこは期待を込めて決めて欲しいと思っている」