男子テニスの世界ランキングトップ8名、ダブルストップ8チームだけが出場で…

男子テニスの世界ランキングトップ8名、ダブルストップ8チームだけが出場できる年間最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月15日~22日/室内ハードコート)。今年はコロナの影響で、昨年に比べて大幅な賞金の減額となった。ウェブメディアEssentially Sportsが報じている。【最新】ATPシングルスランキング

そうは言ってもやはり賞金が巨額であることは間違いないが、昨年の同大会の賞金総額は900万ドル(約9億4800万円)、今年は約37%ダウンの570万ドル(約6億円)となった。

最終戦は、まず4人ずつ2組に分かれて総当たりを行い、各選手3試合を戦い終えたら、一方の組の1位選手と、他方の組の2位の選手が準決勝を、その勝利選手が決勝を戦う。

各選手はまず参加賞金15万3千ドル(約1600万円)、それに加えて総当たりで1試合勝つごとに15万3千ドル、準決勝で勝てばさらに40万2千ドル(約4200万円)、決勝で勝てば55万ドル(約5800万円)を獲得する。もし総当たりでも全勝で、準決勝・決勝と勝利すれば、優勝者は156万4千ドル(約1億6400万円)を得ることになる。

だが昨年は、無敗で優勝した場合の獲得賞金は287万1千ドル(約3億円)と、ほぼ倍近かった。実際に優勝したステファノス・チチパス(ギリシャ)は総当たりで1敗していたので、256万6千ドル(約2億7000万円)を獲得した。昨年の決勝での賞金は今年の倍以上の135万4千ドル(約1億4300万円)だった。

また出場が決まっている8人の他に、総当たりの試合をいくつか残して選手が棄権してしまった場合のために、補欠選手が2人いる。彼らには7万3千ドル(約770万円)が支払われるが、それも昨年の11万6千ドル(約1200万円)から大幅減額となった。

ダブルスでは、無敗で優勝の場合、そのチームは28万4,500ドル(約3000万円)を獲得。こちらも昨年は53万3千ドル(約5600万円)だった。出場賞金は1チーム10万3千ドル(約1000万円)から6万8,500ドル(約720万円)に、補欠チームへの賞金は4万ドル(約420万円)から2万5千ドル(約260万円)に減額。

ATPによれば、昨年は約24万人のファンがこの1週間のイベントに来場。今年は無観客での開催だ。大幅な赤字が見込まれており、賞金も減額となった。それでも、来年からはイタリアのトリノへ会場を移す最終戦の、ロンドンでの最後の開催だ。エキサイティングな大会となることが期待される。

※為替レートは2020年11月11日時点

(テニスデイリー編集部)

※写真は熱戦が繰り広げられているロンドンのO2アリーナ (Photo by Alberto Pezzali/NurPhoto via Getty Images)