審判技術委員会には20人のいわゆるエリート審判員が所属している。先週、そのうちの1人であるマドリード出身のヴァレンティン…

審判技術委員会には20人のいわゆる“エリート審判員”が所属している。先週、そのうちの1人であるマドリード出身のヴァレンティン・ピサーロ主審がCovid-19に感染したが、新たにもう一人の有名レフェリーが不運に見舞われた。
その主審は昨シーズンの最高審判員と評価されたムルシア出身のホセ・マリア・サンチェス・マルティネスである。
国際的にも活躍するマルティネス氏は10月3日に行われた第5節アラベス対アスレティック戦で筋肉の裂傷による負傷を患って以来、リーガのフィールドに復帰しておらず、現在はリーガと国際試合でVARレフェリーとしてのみ活動を行っている。
サンチェス・マルティネスは負傷したラ・リーガの試合から約1週間後の10月11日に、ネーションズリーグのポーランド対イタリア戦に4人目のレフェリーとして参加。インターナショナルブレイクを経てリーガ再開と同時に、マルティネスは10月18日のウエスカ対バジャドリード戦でVARレフェリーとして活動を始めた。
10月22日に行われたヨーロッパリーグのヤングボーイズ対ローマ戦ではカルロス・デル・セーロが主審を務めているが、マルティネスは4人目の審判員としてメンバーに名を連ねた。
10月24日にカンプ・ノウで行われたクラシコ戦でVARレフェリーとしてリーガに再登場し、クレマン・ラングレのセルヒオ・ラモスへのペナルティの可能性をマルティネス・ムヌエラ主審に警告したが、この時の判断がその後多くの物議を醸すことになった。
また翌節のリーガ戦でマルティネスはグラナダ対レバンテ戦において主審ハイメ・ラトレをVARレフェリーとしてサポートしている。
■今シーズン主審を務めたのはわずか2試合
サンチェス・マルティネスの負傷でラ・リーガにおける最高の主審が不在となっていることは間違いない。今季、同氏が主審を務めた試合は第3節のバジャドリード対セルタ戦と第5節アラベス対アスレティック戦のわずか2試合となっている。
マルティネス審判員はリーガにおいてカルロス・デル・セーロヤマテウ・ラオスと並ぶトップエリートであり、前シーズンにはスーペルコパの決勝レアル・マドリー対アトレティコ戦でも主審を務めた実績がある。審判技術委員会は現在マルティネスの回復状況を注視している。