12月18~20日、米テキサス州での開催有力 ボクシングのカネロこと世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)の次戦が12月中旬にWBA世界スーパーミドル級王者カラム・スミス(英国)との統一戦となることが確実となった。また空位のWBC…

12月18~20日、米テキサス州での開催有力

 ボクシングのカネロこと世界4階級制覇王者サウル・アルバレス(メキシコ)の次戦が12月中旬にWBA世界スーパーミドル級王者カラム・スミス(英国)との統一戦となることが確実となった。また空位のWBC世界スーパーミドル級正規王座もかけられる可能性があるという。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。

 一部ではIBF同級王者カレブ・プラント(米国)との一戦が囁かれたカネロだが、注目の1年1か月ぶりの試合の相手はスミスに決まりそうだという。ESPNによると、日程は12月18~20日のどこかで、開催地は米テキサス州のAT&Tスタジアムか、アラモドームになる予定だ。

 現在はWBC世界ミドル級フランチャイズ&WBA同級スーパー王座、さらにWBA世界スーパーミドル級王座の3本のベルトを持っているカネロは、大型契約を結んでいたスポーツチャンネル「DAZN」とこれまでプロモートされていた「ゴールデンボーイプロモーションズ」を離脱。フリー状態となっていたが、今回もDAZNが中継する予定だという。

 スミスはカネロが正規王者のWBAスーパーミドル級のスーパー王者。さらにWBCダイヤモンド王座のタイトルも持つ30歳で、27戦全勝(19KO)を誇る。昨年11月にWBA世界スーパーミドル級暫定王者のジョン・ライダー(英国)を破り、同級王座は2度目の防衛に成功。以来、こちらも1年1か月ぶりの試合になる。

 権威ある米専門誌「ザ・リング」の階級内ランキングではNo.1に選出されているスミス。カネロにとっては間違いなく難敵で、楽しみなマッチアップとなった。(THE ANSWER編集部)