肝臓の役割肝臓は食べ物から得た栄養分を貯蔵したり、アルコールや薬剤、不要な老廃物を分解・解毒したり、胆汁という物質を分泌し、脂質の消化を助けるなど、生命を維持する重要な働きを担っています。内臓の中では最大の臓器と言われています。【関連記事】…
肝臓の役割
肝臓は食べ物から得た栄養分を貯蔵したり、アルコールや薬剤、不要な老廃物を分解・解毒したり、胆汁という物質を分泌し、脂質の消化を助けるなど、生命を維持する重要な働きを担っています。
内臓の中では最大の臓器と言われています。
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ダメージチェック!
当てはまる方は知らぬ間に肝臓をいじめているかもしれません・・・
・ウイスキー、ブランデー、焼酎など強いお酒が好き
・お酒を飲むペースは速い方だ
・つまみを食べず、空腹のまま飲むことが多い
・糖尿病や脂質異常症にかかっている
・夜22時以降でも飲んでいることがよくある
体内にアルコールが入ると、肝臓で酵素が働いて「アセトアルデヒド」という物質に分解されます。
アセトアルデヒドは人体に有害な物質ですが、最終的には水と二酸化炭素にまで分解され、体外に排出されます。
しかし、過剰に飲酒すると、アセトアルデヒドが多量につくられることにより、悪影響を及ぼしてしまいます。
肝臓に異常があると、代謝にかかわる酵素や毒素が血液に漏れ出てくるため、血液で肝機能のチェックができる。
定期的にAST、ALT、γーGTPなどの肝機能の値を定期的な検査で知っておくことが大切です。
健康的な飲み方とは
アルコールから身体を守るためには、健康的な飲み方を知っておくことが大切です。
●飲みすぎない
悪酔いや二日酔いをしない酒量、つまり自分の適量を把握しておきましょう。アルコールに弱い人は、酒席では早めにウーロン茶などに切り替えることが大切です。また、疲れているときや病み上がりなどは酒量を控えめにしましょう。
●ゆっくり飲む
飲むペースが速いと、それだけ肝臓に負担がかかります。なるべくゆっくり飲むようにしましょう。
●おつまみを上手にとる
空腹状態でアルコールを飲むと、吸収が速まり肝臓には大きな負担となります。また、肝臓がアルコールを分解するときに、たんぱく質やビタミン類、ミネラル類(とくに亜鉛)が消費されます。そのため、おつまみで大豆食品(豆腐料理、枝豆、煮豆、おからなど)や野菜・果物、ナッツ類を食べ、上手に栄養補給をしましょう。
アルコールには食欲増進効果があるので、つい脂っこいものを食べたくなりますが、脂肪の多い食品も肝臓には負担となります。
●肝臓を休ませる
できれば、週に2日はアルコールを飲まない「休肝日」をつくることが大切です。
外食や接待が多い方は家ではお酒は飲まないなどルールを作りましょう。
アルコールは「根っからの悪者」ではありません。
適度な量を楽しむことによってリラックス効果、食欲増進、疲労回復などの効果もあるといわれています。
大事なのは飲みすぎずに「適量を守る」ことです。
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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