米国の『ワーズオートワールド』誌は12月10日、「10ベストエンジン2017」に、BMW『M240i』の3.0リットル直列6気筒ターボエンジンを選出すると発表した。10ベストエンジンは1995年から開催されており、今年が23回目。「エンジン…
米国の『ワーズオートワールド』誌は12月10日、「10ベストエンジン2017」に、BMW『M240i』の3.0リットル直列6気筒ターボエンジンを選出すると発表した。
10ベストエンジンは1995年から開催されており、今年が23回目。「エンジンオスカー」と称されるように、エンジン性能に着目して優秀な10車種を選ぶ賞で、エンジンのエンターテインメント性や環境性能などに着目して、同誌の編集者が10エンジンを選出する。
選考条件は、2016年3月まで米国市場で継続して販売されること。また、車両価格は6万2000ドル(約715万円)以下。よって、フェラーリやランボルギーニ、日産『GT-R』などのスーパーカーは除外される。
10ベストエンジン2017のひとつに選出されたのが、BMW『2シリーズ』の「M240i」に搭載される直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンターボ。同車は、「M235i」の後継グレード。ボディタイプは引き続き、2ドアクーペとカブリオレの2種類が用意される。
M240iでは、Mパフォーマンスが新開発した直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンを積む。従来よりも、パワーアップしており、最大出力340hp、最大トルク51kgmを引き出す。このスペックは、従来の最大出力326hp、最大トルク45.9kgmに対して、14hp、5.1kgmの強化。
トランスミッションは6速MTが標準で、8速ATはオプション。8速ATのクーペの場合、0‐100km/h加速は4.6秒と、従来の4.9秒から0.3秒短縮。最高速は250km/h(リミッター作動)と、変わらない。また、4WDの「xDrive」も選択可能。8速ATとの組み合わせで、クーペの場合、0‐100km/h加速は4.4秒と、さらなるパフォーマンスが追求されている。
BMW M240i カブリオレ