レイカーズ、スパーズでなどで活躍した元選手2人が驚愕 ボクシングのWBA世界ライト&スーパーフェザー級タイトルマッチで、ライト級正規王者ガーボンタ・デービス(米国)がスーパーフェザー級王者レオ・サンタ・クルス(メキシコ)に6回2分40秒KO…

レイカーズ、スパーズでなどで活躍した元選手2人が驚愕

 ボクシングのWBA世界ライト&スーパーフェザー級タイトルマッチで、ライト級正規王者ガーボンタ・デービス(米国)がスーパーフェザー級王者レオ・サンタ・クルス(メキシコ)に6回2分40秒KOで勝利した。左アッパー一撃で相手を失神させた25歳に対し、異競技の元選手からも「彼は獣だ」「こいつは一体全体何をしたんだ」などと興奮の声が上がっている。

 4階級制覇の実力者を沈めた。デービスは6回、サンタ・クルスをロープ際に追い詰める。攻撃を受けながらも相手の動きを見ていた、次の瞬間だ。顎に目掛けて豪快な左アッパーを打ち抜くと、まともに食らったサンタ・クルスは意識が飛んだかのようにダウン。スローで見ても凄まじい威力と分かる一撃で、KO勝利を決めた。

 10月31日(日本時間11月1日)に行われた試合での戦慄シーンは海外ファンにも大きな反響を呼んでいたが、異競技の元選手も衝撃を受けたようだ。米スポーツチャンネル「ショータイム」のボクシング専門ツイッターアカウントは、レイカーズなどで活躍したマット・バーンズ氏と、スパーズの主力を張ったスティーブン・ジャクソン氏が興奮する様子を動画で公開している。

 同チャンネルのポッドキャスト番組「オール・ザ・スモーク」でホストを務めている2人はデービスのKOに驚愕。バーンズ氏は目を見開き「こいつは一体全体何をしたんだ」「ヤバすぎるだろ」と語り、ジャクソン氏もまくし立てるように「彼は獣だ。近づくな。彼は獣だぞ」「彼はこの番組で言ったんだ。KOするためにリングに上がるってね」などと話した。

 この試合はスーパーフェザー級の契約体重58.9キロ以下で行われ、両者とも前日計量をクリアした。フロイド・メイウェザーの秘蔵っ子としても知られるデービスはこれでデビューから24連勝(23KO)。WBAライト級は初防衛に成功し、WBA世界スーパーフェザー級との2階級同時王者となった。(THE ANSWER編集部)