松山と並ぶ2位で終えたジョンソンの絶妙なパットに脚光 米男子ゴルフのヒューストン・オープンは8日(日本時間9日)、最終日が行われた。63の猛チャージを見せた松山英樹(LEXUS)と並んで、2位だったのは世界ランク1位のダスティン・ジョンソン…
松山と並ぶ2位で終えたジョンソンの絶妙なパットに脚光
米男子ゴルフのヒューストン・オープンは8日(日本時間9日)、最終日が行われた。63の猛チャージを見せた松山英樹(LEXUS)と並んで、2位だったのは世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(米国)だ。こちらも65の好スコアをマークし、来週のマスターズへと弾みをつけた。PGAツアーは11番で18.5メートルの超ロングパットを決めるシーンを動画付きで公開。米ファンからは「世界1位は伊達じゃない」「彼のパッティングは異常だ」などと喝采が起きている。
これが世界一のパットだ。11番パー3。カップまでの距離は18.5メートルもあったが、ジョンソンは狙っていた。慎重に構えたパターが押し出したボールはまっすぐに転がり、わずかにスライスするラインに完全に乗った。
10メートル、5メートル、3メートル、1メートル……。そして中央からカップに転がり落ちた。完璧タッチのバーディー。それでもジョンソンはにこりともしない。クールに右手を上げて応えるのみ。貫録の姿だった。
PGAツアーはジョンソンの完璧パットを「DJがダウンタウンから」とつづって動画を公開。これに米ファンからは「マスターズの勝者だ」「まるで、なんでもないことみたいに振る舞ってる」「めちゃめちゃ冷静だな」「最高」「彼のパッティングは異常だ」「衝撃的だ」「世界1位は伊達じゃない」などと称賛が続々と集まっている。
米ツアー通算21勝を誇る、屈指の飛ばし屋もマスターズにはまだ縁がない。異例の秋のオーガスタで悲願を達成する準備はできている。(THE ANSWER編集部)