OBについてのルールは、ゴルフ初心者がもっとも理解しにくいルールの一つです。
OBとは、ボールが場外などに出た場合に発生するペナルティですが、OBは発生したタイミング、発生した場所などで罰則・対応の仕方が変わってきます。
この記事では、OBについて可能なかぎり分かりやすく、ていねいに解説をしてみました。
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この説明ならわかりやすい!!OBの基本的な意味と数え方!
OBとはそもそも何か?
OBとは、アウトオブバウンス (Out of Bounds)の略語で、プレーができる区域外のことです。
ボールがゴルフ場外に出てしまった時、ゴルフプレイヤーはペナルティ(スコア罰)を受けます。
例えばボールを池に入れてしまった場合は1打罰となってしまうため、OBを避けてボールを打っていくことが、高スコアを狙う上で重要です。
下の動画では、OBについての非常にわかりやすい解説がされているのでぜひご視聴ください。
OBのさらに詳しい定義については、以下の記事で解説しているため、こちらもぜひご活用ください。
一目でわかる!!OBペナルティの数え方
ゴルフにはいろいろな種類のペナルティがあります。
ペナルティエリアに入った場合、空振りをした場合など、それぞれにペナルティがあるので全て覚えるのは大変です。
そこで以下の表に主なペナルティについてまとめたので、ぜひご活用ください。
1打目がOBとなった場合は3打目として再度ティーショット!
1打目でOBとなった場合と、2打目以降でOBとなった場合では対応の仕方が違ってきます。
これもOBのルールでわかりにくいものの一つです。
そこで、OBとなった時の打数別で、ペナルティの内容を以下の表にまとめたのでぜひご活用ください。
ペナルティエリア(池)に入った場合は1打罰!
ボールが池に入ってしまうことで、発生するペナルティを「ペナルティエリア」と呼びます。
「ペナルティエリア」は、昔でいうウォーターハザードであり、通称「池ポチャ」です。
「ペナルティエリア」となってしまった場合、1打罰となります。
打ち直す場所ですが、「ペナルティエリア」の場合、以下の二つから選ぶことができます。
1.「ペナルティエリア」に入るボールを打った場所
2.ハザードの区域(「ここから先はペナルティエリアです」というエリア。赤杭で示されることが多い。)を最後に横切った地点とグリーン上のピンを結んだ後方線上
下の動画では、ペナルティエリアについて大変わかりやすい解説がなされてるので、ぜひご覧ください。
空振りにも注意!0打罰だが、空振りも1打とカウント。
空振りをしたこと自体はペナルティにはなりません。
しかし、空振りした分も1打としてカウントされてしまうため、結果として1打分のマイナスです。
たとえば、一回空振りをして、二回振ってボールを飛ばした場合は以下のような計算となります。
空振り(1打) + ペナルティ(0打) + 二回目の振り(1打) = 2打
ボールを拾うときも気をつけよう!マークせずに拾った場合も1打罰。
ボールがグリーン上に乗ったとき、マーク(自分のボールの後ろに目印を置くこと)をしてボールを拾うことができます。
ボールを拾う目的は、ボールの向きを調節したり、他の人のパッティングの邪魔にならないようにすることです。
この時に注意をしないといけないのは、マークするのを忘れてしまった場合、1打罰のペナルティが発生してしまうということです。
バンカーになったら要注意。クラブが砂に触れたら2打罰!
ボールがバンカーに入ってしまった時は、さらに注意が必要です。
バンカーに入ったボールを打つ際に、クラブを構えたり素振りをしたりなどして、ボールを打つ前にクラブで砂に触れると2打罰となってしまいます。
なお、新ルール( 2019年1月1日ルール改正)となってからは、ボールがバンカーにある場合、木の葉や石などの自然物を罰なしで取り除くことができるようになりました。
バンカー上でのペナルティは特に初心者の方に多いので、新ルールも活用してペナルティを避けていきたいですね。
バンカー関連の新ルールは非常に理解しにくいです。
以下の動画で詳しく紹介されているので、ぜひご覧ください。
いかがだったでしょうか?
OBについてのルールは、上のように体系的に整理して理解すればさほど難しくありません。
ぜひOBのルールに詳しくなって、効率のよいプレイを目指しましょう。
[文:レジャーゴルフのサイト【Caddy(キャディ)】]
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