レアル・マドリーは、クラブ内で問題を抱えているバレンシアに、今季最多となる4失点を逸して大敗した。VARの存在が際立った…
レアル・マドリーは、クラブ内で問題を抱えているバレンシアに、今季最多となる4失点を逸して大敗した。VARの存在が際立ったこの試合、マドリーの監督ジネディーヌ・ジダンは、新型コロナウイルス陽性反応が出たカゼミロとエデン・アザール抜きでの戦いを強いられた。また、ジダンは、トニ・クロースを先発起用しなかったこともチームに大きな影響を与えている。
敵地メスタージャでの大敗は、右サイドバックのルーカス・バスケス、効果的なプレーをできない左サイドバックのマルセロという問題を露呈しており、今シーズンのチームにおけるディフェンスでの問題を顕著にしている。
さらに、ヴィニシウス・ジュニオールの不安定さが際立っており、存在感を見せられていないのに加え、イスコ・アラルコンに関しては、与えられたチャンスを活かせていない。ジダンにとっては、これから解決しなければならない課題が山積みとなっている。
バレンシア戦でのレアル・マドリーの選手評価は以下の通り。
■GK
ティボー・クルトワ(7点)
『失点』
この敗戦と失点についてクルトワに非はない。むしろ、彼がいなければ、マドリーはさらに多くの失点を許していただろう。“4本のPK”のうち最初1本を阻止したものの残念ながらやり直しとなり、その後の3本は阻止できなかった。
■DF
ルーカス・バスケス(3点)
『圧倒される』
悪夢のような試合となった。バレンシアに自身のサイドを幾度となく攻められ、相手を止めることができていない。最初のPKを相手に献上したことに加えて、攻撃が左サイドに偏重したことで存在感は希薄だった。
ラファエル・ヴァラン(4点)
『主役』
非常に低調なパフォーマンスを披露。2-1とされた場面は自らのオウンゴールであり、敗戦の最大の原因となっている。集中力を欠き、弱く、チームに全く貢献できていない。
セルヒオ・ラモス(4点)
『低調』
マドリーの守備での混乱がラモスにも影響し、子供じみたハンドで相手にPKを与えてしまった。時間の経過とともにそのパフォーマンスレベルは低下した。
マルセロ(4点)
『軟弱』
逆サイドのルーカス・バスケスほど要求される仕事がないなかで、相手陣地の深い位置まで侵入しようと試みたがうまくいっていない。数シーズン前の相手に脅威となるサイドバックではなくなっており、この試合でも非常に軟弱なパフォーマンスを披露。
■MF
フェデリコ・バルベルデ(4点)
『ピボーテ』
カゼミロ不在でピボーテをプレーしたが、最高のパフォーマンスを見せられたとは間違いなく言えない。前半こそ耐えしのいだが、後半に入ってバレンシアの攻撃を止められず
ルカ・モドリッチ(6点)
『司令塔』
時間の経過とともにその存在感を失っている。前半は、素晴らしいパフォーマンスを披露したが、ハーフタイム以降は悲惨なチームに引きずられるように満足のいくプレーができなくなった。ボール回しに意味を持たせようとトライしている。
マルコ・アセンシオ(4点)
『イレギュラー』
試合開始早々は華麗なプレーを見せたものの、少しずつ存在感を失った。守備では未だに軽いプレーが多く、ルーカス・バスケスを助けられていない。
イスコ・アラルコン(3点)
『存在感なし』
精力的な入りを見せ、与えられた出場機会を活かそうと試みた。しかし、結果的に存在感を全く見せられなかった。マドリーでより多くの出場機会を得たいのであれば、パフォーマンスレベルを大きく改善しなければならない。
ヴィニシウス・ジュニオール(3点)
『悲惨』
再び不能なパフォーマンスを見せてしまった。相手をスピードでもドリブルでも抜くことができず、仕上げのプレーはいつも通り悲惨。
■FW
カリム・ベンゼマ(5点)
『ゴール』
ゴールを求められる状況でしっかりと結果を示した。チームを勝利に導くはずだったゴールだが、望んだ結果にはなっていない。終盤に内転筋を痛めて交代。
■途中出場
マルティン・ウーデゴール(4点)
『オフ』
相手にリードを許している状態で投入されたが、流れを変えることはできていない。
ロドリゴ・ゴエス(5点)
『精力的』
限定的な出場時間でヴィニシウスよりも多くのチャンスを作り出している。
マリアーノ・ディアス(5点)
『デビュー』
ベンゼマの負傷により、今シーズンにおけるデビューを飾っている。与えられた時間で複数回のプレーに関与した。
トニ・クロース(5点)
『チームでの重要性』
クロースがピッチに立つとチームが息を吹き返している。マドリーは彼の重要性を強く感じただろう。
ルカ・ヨヴィッチ(-)
『採点不可』
ほとんど貢献はできていないが、試合終了間際に与えられた時間を楽しんでいる。