ATP(男子プロテニス協会)は9日、最新の世界ランキングを公表。錦織圭(日本/日清食品)は、前週と変わらず40位につけている。【最新】男子世界ランキングトップ10では、前週の「ATP1000 …
ATP(男子プロテニス協会)は9日、最新の世界ランキングを公表。錦織圭(日本/日清食品)は、前週と変わらず40位につけている。【最新】男子世界ランキング
トップ10では、前週の「ATP1000 パリ」で通算8度目、マスターズ1000では3度目の優勝を果たしたダニール・メドベージェフ(ロシア)が、ロジャー・フェデラー(スイス)を抜いてキャリアハイに並ぶ4位に。
準優勝のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は、順位は7位で変わらないが、510ポイント獲得。6位ステファノス・チチパス(ギリシャ)との差を400ポイントに縮めた。
なお、1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は2020年シーズンの年末1位となることが確定。ジョコビッチが年末1位となるのは6度目で、歴代最多のピート・サンプラス(アメリカ)の記録に並んだ。また33歳での年末1位は、2019年に年末1位となったナダルの記録を約2週間更新する最年長記録となる。
そのほか、「ATP1000 パリ」で自身初のマスターズ1000ベスト8へ進出したユーゴ・アンベール(フランス)が順位を4つ上げて30位に。キャリアハイを更新し、初のトップ30入りを果たした。
また、元世界2位のペトル・コルダ(チェコ)を父に持つ20歳の新鋭セバスチャン・コルダ(アメリカ)は、下部大会であるチャレンジャー大会で初優勝。順位を20上げてキャリアハイの116位となった。
日本人選手では、西岡良仁(日本/ミキハウス)が前週から5つ下げて56位に。杉田祐一(日本/三菱電機)は1つ下げて100位、内山靖崇(日本/積水化学工業)も1つ下げて102位につけている。
なお、8日に開幕したツアー最終戦前最後の大会「ATP250 ソフィア」。9日の大会2日目には、予選を勝ち上がった世界115位のダニエル太郎(日本/エイブル)が、同じく予選勝者の世界114位Aslan Karatsevとの本戦1回戦に臨む。今大会には杉田も出場していたが、大会初日にストレート負けで1回戦敗退となった。
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【11月9日付最新ATPランキング】
順位(前週) 名前(国籍) ポイント
1. ← (1)ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 11,830
2. ← (2)ラファエル・ナダル(スペイン) 9,850
3. ← (3)ドミニク・ティーム(オーストリア) 9,125
4. ↑ (5)ダニール・メドベージェフ(ロシア) 6,970
5. ↓ (4)ロジャー・フェデラー(スイス) 6,630
6. ← (6)ステファノス・チチパス(ギリシャ) 5,925
7. ← (7)アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 5,525
8. ← (8)アンドレイ・ルブレフ(ロシア) 3,919
9. ← (9)ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン) 3,455
10. ← (10)マッテオ・ベレッティーニ(イタリア) 3,075
11. ← (11)ガエル・モンフィス(フランス) 2,860
12. ← (12)デニス・シャポバロフ(カナダ) 2,830
13. ← (13)ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン) 2,710
14. ↑ (17)ミロシュ・ラオニッチ(カナダ) 2,580
15. ↓ (14)ダビド・ゴファン(ベルギー) 2,555
16. ↓ (15)パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン) 2,535
17. ↓ (16)ファビオ・フォニーニ(イタリア) 2,400
18. ↑ (20)スタン・ワウリンカ(スイス) 2,320
19. ↓ (18)グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア) 2,260
20. ↓ (19)カレン・ハチャノフ(ロシア) 2,245
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30. ↑ (34)ユーゴ・アンベール(フランス) 1,646
40. ← (40)錦織圭(日本/日清食品) 1,345
56. ↓ (51)西岡良仁(日本/ミキハウス) 1,062
100. ↓ (99)杉田祐一(日本/三菱電機) 713
102. ↓ (101)内山靖崇(日本/積水化学工業) 696
115. ↓ (114)ダニエル太郎(日本/エイブル) 581
116. ↑ (136)セバスチャン・コルダ(アメリカ) 563
130. ↓ (128)添田豪(日本/GODAI) 490
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全仏オープン」での錦織圭
(Photo by Julian Finney/Getty Images)