ラ・リーガ・サンタンデール第9節バレンシア対レアル・マドリーの試合が現地時間8日にメスタージャで行われた。 この夏に主力…

ラ・リーガ・サンタンデール第9節バレンシア対レアル・マドリーの試合が現地時間8日にメスタージャで行われた。
この夏に主力の多くを失ったバレンシアは、ここ4試合勝ちなしの16位に低迷。対するマドリーは、リーグ戦2連勝中で、直近のチャンピオンズリーグ・インテル戦に勝利して敵地に乗り込んだ。懸念はエデン・アザールとカゼミロが新型コロナウイルス感染での欠場か。
試合はマドリーがボールを保持し、バレンシアが4-4-2のブロックを敷いて迎え撃つ形になった。序盤は膠着状態が続いたものの、20分を過ぎるとゲームは一気に動いた。
先制はアウェイチーム。マルセロ、ヴィニシウス、ベンゼマが絡んで左サイドを攻略すると、ベンゼマが豪快なシュートを叩き込んで23分にマドリーが先制した。
先手を取られたバレンシアだったがペナルティキックから同点に追い付く。28分、ヒューゴ・ギラモンが左サイドへフィード。これをホセ・ガヤがダイレクトで折り返すと、ルーカス・バスケスの手に当たってPKを獲得。カルロス・ソレールのPKはクルトワにセーブされ、弾かれたボールをソレールがプッシュ、これも右ポストに直撃すると、2度目の跳ね返りをユヌス・ムサが押し込んでゴールイン。しかし、ソレールがPKを蹴る時点でムサがエリア内に先に進入したとしてやり直しに。5分以上の中断を経て蹴り直しとなったPKをソレールが先ほどと同様左下に蹴り込んで振り出しとした。
前半終了間際にバレンシアが逆転に成功する。右サイドでアセンシオからボールを奪ったデニス・チェリシェフからショートカウンター。ウロシュ・ラシッチにボールを繋げて、右サイドのマキシ・ゴメスに展開。ゴメスが球足の速いクロスを入れると、戻りながら対応したヴァランのクリアがゴール方向へと向かう。クルトワが賢明に掻きだしたがゴールラインを割ったとして、VAR介入後にゴールが認められバレンシアがスコアをひっくり返した。
後半もバレンシアが良い形で試合に入る。48分、イ・ガンインが振り向きざまに強烈なシュート。ミドルレンジから左足での低弾道シュートが枠を捉えたが、クルトワが指先でわずかに触り右ポストを叩いた。
さらにバレンシアが突き放すことに成功する。51分、左サイドからエリア内に侵入したガヤがチェリシェフとワンツー、ガヤの折り返しにマルセロとゴメスが競り合うと、主審ヒル・マンサーノはマルセロのファウルをとってイエローカードを提示。バレンシアにPKが与えられ、今度はソレールが右下に決めて2点差とした。
2点差を追うマドリーはモドリッチのスルーパスに反応したアセンシオが決定機を迎えたが、利き足と反対の右足でのシュートは素早い飛び出しを見せたGKジャウメ・ドメネクにセーブされた。
この日のマドリーはペナルティに苦しむ。60分、ロングフィードに対してヴァランのクリアが後方に流れる。ゴメスのポストワークからエリア内に侵入したムサがセルヒオ・ラモスと競り合うと、高く跳ねたボールをマドリーの主将が左手でボールを叩く形に。このプレーもVARが介入し3度目のペナルティがバレンシアに与えられた。キッカーは三度ソレール。三度目も右下に流し込んでPKでのハットトリックを達成した。クルトワはいずれのシュートも方向を読んでいたが、ソレールが上回った。
まさかの3点差となったマドリーのジダン監督は反撃に転じようと、64分にヴィニシウスに代えてウーデゴールを投入。しかし、形成は変わらず。すると、残り15分でエースのベンゼマが左内転筋を痛めて途中交代。マドリーは配色濃厚となった。
最後はラモスを中盤に上げて得点を奪いにいったがゴールは生まれず。レアル・マドリーはまさかの4失点でリーグ戦3試合ぶりの黒星で代表ウィークに突入した。バレンシアは得意とする本拠地で価値ある白星。
■バレンシア 4-1 レアル・マドリー  
23分:カリム・ベンゼマ
35分、54分、63分:(PK×3)カルロス・ソレール
43分:(OG)ラファエル・ヴァラン